「カメラを止めるな!」 映画 

1100円  

監督 上田慎一郎


山奥の廃墟で自主映画の撮影隊がゾンビ映画の撮影を始める。
本物を追求する監督の情熱は凄まじく、なかなかOKを出さず、撮影は過酷を極める。
そんな状況下、現場に本物のゾンビが出没。
襲われたスタッフがゾンビ化する中、監督はひたすらカメラを回し続ける。。。(映画紹介サイトより)

話題のENBUゼミナールが手がけるシネマプロジェクトの第7弾作品。
あれよあれよと言う間に全国公開となって、なんだ?なんだ?状態。
正直、この手のホラーは得意ではないので話題でなかったら絶対に観ていないかも。

最初に撮影されたゾンビ映画そのものを観る。30分くらいかな?
役者は結構上手いと思ったけれど、なんといってもスプラッタホラーは気持ち悪すぎて、
吐きそうになった。出ようかどうしようか、迷っているときにエンドロール。
ほっとしたら、そのメイキングが出てきた。もちろん劇中で。
つまり、映画を作る場面を撮っていたらトラブル続きで大変だったと言う話。
最初の映像で、あれ?とかなんだ?とか思った部分の謎解きも含めて、今度は笑える。
ゾンビ映画を作ろうとした段階からの話しで、監督、役者、スタッフなどの人選。
顔合わせ、稽古風景などなど、なんだかわくわくしてくる。
実際の撮影に入ってからは映像に出てこないスタッフや小道具、トラブル対応のカンペなど、
実に面白かった。「カメラを止めない」、という撮影方法の意味は今ひとつわからなかったけど、
だからこそ生じるハプニングや面白さを充分に味わった。ラストシーンには大笑。
映画を撮るって大変なんだな〜と心からの同情が湧いた。

もちろんだけど、全く知らない役者さんばかりで、それでも、なかなか個性的な集まりで、
この中からブレイクする役者さんもいるのでは?と思わせた。
ヒーローヒロインは美男美女だったし、監督役はひょうきんな顔立ちで覚えやすい。
そしてこの妻役の人が私は大いに気にいった!しゅはまはるみさんです!

これだけブレイクしたけれど、ネット評は賛否両論。
食べ物もそうだけど、評価はいつでも半々、受ける当るはひょんなきっかけ。
なのかな〜 そこのところの分析は出来てないけど、ともかく話題作が観れて良かった♪
インディーズ映画の作成者たちに大きな希望を与えたことだと思う。

キャスト
濱津隆之真魚しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、山崎俊太郎
大沢真一郎、竹原芳子、浅森咲希奈、吉田美紀、合田純奈、秋山ゆずき