2022年9月16日(金)
19時半~ 1800円 劇団HOLE BROTHERS
作・演出 幸田真洋
母の三回忌のため、久しぶりに実家へ顔を出した三姉妹。
裏庭にある広大な菜の花畑は、今年も美しく咲き誇っていた。
いつまでも変わらないと思っていた故郷―
だが、叔母がホストクラブにハマったところから歯車が狂い始める。
父が母のために作った菜の花畑を売却させようとしているのだ。
独り身になり全てが面倒になった父も、叔母に流されるようにして判を押そうとしている。
必死に抵抗する三姉妹だったが……
(ちらしより)
これまたありそうだけど、とんでもない話だなと思って見たところ、
ホストにハマった叔母役があやさんだというキャスティングに驚いた!
だって、全く想像つかないし。 相変わらずのあのひょうひょうとした
台詞回しが懐かしくて、すごくいやされた、いいな~あやさん♪
唐島さん以外はあまり記憶になくて、ホールブラザーズも新しくなったなと思う。
ストーリーは「桜の園」っぽい感じで、見えない広い花畑が想像されて
とても大きく感じた。
お金に困っているから売るということではなく、先祖代々の家でも住む人が
いなくなれば処分せざるをえないという事情かな。
気持ち的にはよくわかるし、登場人物それぞれの気持ちもわかる。
それにしても、叔母さんの連れてきた男はあきらかにおかしい(汗
三人の姉妹との関係も微妙な感じで、相続ってこんなに変なものかと
疑問に思った。まあ芝居では書いてない関係性がある(父と叔母の間のとか)
のかもしれないね。 いろんな家族があるのだから。
しかし、大金持ちでも庶民でも、人生は一度きりで必ず死んでいくのだから、
できるだけ気持ちよく過ごせたらいいと思う。身内の諍いが一番つらいよね。
母が一人で住んでいる、自分の実家のことに思いをはせた。
300坪もないけどw
キャスト
向日葵 山中祐里
蘭 綿貫美月
葵 明田有砂
紅子 萩原あや
星矢 唐島経祐
石橋 奥積竜太
八尋 大畑慧光