「明石原人-ある夫婦の物語-」 ももちパレス

teru10162008-06-17

19時〜 市民劇場月会費1800円 劇団民藝
日色ともゑが36から66を演じた。 実際は何歳なんだろう?・・・67らしい(^^; 演劇ってTVほど年齢にこだわることはないような気はするが、それでもこれだけ幅広い歳を演じるのは難しいだろうな〜 役者冥利につきるのかも。 明石海岸で旧石器時代の人骨と思われる化石を発掘した直良信夫は考古学の世界での学者関係の難しさから中傷されたり非難されたり、結局発見者として認められなかった。 彼を支える妻の音はそれはそれは献身的に激励するのが。。。。 実在の人物を元に作られた話で、今でもこの人骨は論争の種になってるらしい。 考古学の話は全くちんぷんかんぷんでなかなかロマンを感じられないのだが、実際に人骨(模型だろうけど)を見るとやはり、おおおっと興味をひかれる。 この人間は1万年前に生きていたのかと思うとロマンというよりゾクッとするのだが。。。 信夫は生き生きと描かれていた。 昔だから妻が生計をたてているなど、かなり世間体悪いはずだったろうにけんかもしたり、落ち込んだり、怒ったりと自分に正直に生きている様子がわかった。 今でいうオタクだな。 昔の日本の話って古めかしい感じもするけど、なんだかほっとするのは自分も古い人間だからかな・・(^^;