演劇書の読書会 農民会館

teru10162008-10-16

19時〜 500円 
メーリングリスト福岡演劇のひろばの主催の薙野さんが企画された勉強会。 初回だし周知徹底不足か四人の開催となった。 でも私以外の3名は実に演劇に造詣が深くお話を聞いておもしろいことか。 ほんとに頭に何も入らない状態ではあるのだが、演劇についてのさまざまな話を聞くのはほんとにおもしろい。 いつかはその会話に参加したいと思うのだがいつになるやら・・・ 今回の本は平田オリザの「演劇のことば」題記の内容もだが、その前に演劇の歴史が書かれていて、初めて知ることばかりで演劇の原点である歌舞伎の位置付けや近代演劇の発祥、築地小劇場自由劇場、また関わった人々のことなどなど、ほんとに極最近の話ばかりで生々しい。 演劇って新しいんだと改めて実感。 歴史が浅いためか職業として確立されておらず今でもバイトをしながら演劇をしている若い人が大勢。 だからと言って稼げるために興業しようとすると商業演劇とたたかれ、勉強する余裕もない若い演劇人にもっと公的支援をと言えば、演劇の地位の低さから後回しにされ。 あまりに気の毒。 あら。。脱線(^^;;  ことばのリアリズムまで追及できなかったのが近代演劇の発展の遅れだとオリザ氏は言いたかったのだろうか。 浅い歴史なのでがむしゃらに進んできた演劇の歴史が90年代に入って大きく変わってきたのだと。 難しいことは全く理解できないのだが、一口に演劇といってもいろいろな流れがあるらしい。 私が観始めたのは数年前からの劇団四季からだからそのときにはこれだけいろんな演劇を見るようになるとは思ってもいなかった。 薙野さんにいろいろな本を頂いた。おもしろい・・・ 次回の本の予定は西堂行人の「小劇場は死滅したか」早く読みたい。