「神威ーKAMUI−」 ぽんプラザホール 

teru10162011-11-22

19時半〜 チケットプレゼント WET BLANKET  
WET流時代絵巻、ここの作品はほんとに好きだ。 幼いイメージもあるのだけど、ヒーロー参上!みたいな。 今回はシリアスとコメディの比率が絶妙だった。 シリアスばっかりでも飽きるけど、ふざけてばっかりもあんまりねw  若者ネタも少なくて、これなら私年代にも勧められる作品でした。 女帝雲雀(森脇千絵)は国の飢饉を救うために過去に攻め入ったコタンの村に和平を申し出る。 その使徒、神鷹丸(石田聖也)と昔”山の狼”として恐れられたウォッセ(大串到生)は互いの力量を認めつつもなかなか自分の殻を打ち破れない。 悪役に騙されて結局コタンは全滅させられる。 逆上したウォッセはついに・・・    主役の2人は申し分なし! さらに極悪非道の蛇骨(手嶋健人)、烏(清長剣也)はすごく見ごたえがあった!!! もうこんちくしょう!! ってくらいに。 悪役って難しいだろうな〜と思う。 人をさげすみ愚弄するって普通の感覚ではできないと思う。 コタンの住人はみんなステキだった。 アムル(東真純)チャロ(迫雅貴)ノンノ(こもだあさみ) 他のみんなも可愛いたらありゃしない♪ ガラパの阿部さん始め地味な衣装の兵士のみなさんもご苦労さまでした。 コタンは理想郷みたいな感じでもあるけど、平和な土地には魔の手がのびると相場は決まっている。 殺陣は好きだけど、あの、ぐさ!とかぴしゅっ!とか殺されるシーンはいつも目をつぶってしまう(@_@;) お芝居なんだけどね。 ウォッセを敵に売ったチャロはノンノたちを守りたいだけだったのに・・・人間、判断を誤ることだってある、大事なものを守るために犠牲にするものもある。 そして後悔することもある。 現代であれば命までかかわることはないだろうけど、この時代の判断ミスは致命的だったね、チャロくん。・゚・(ノД`)・゚・  殺されてもなお重ねた手に感動した。 出だしがちょっとモタっとしたのだけど、こういう勢いのある芝居はどんどんノリが良くなってくる感じ。 スモークがえらく派手で(私は好きだけど)嫌がる客もいるかなあとちょっと心配した。 客席の配置もちょっと変わっていて中央舞台から入口まで花道があって、役者が出入りする。 その花道をはさんで両側に3列ずつの客席。 奇抜だけど悪くはなかった。 ちょっとした工夫は舞台を盛り上げる。 トイレに行きたい人には困る設定だったけどw  雑な部分もあってまだまだ途上な感じはしたけど、すごくこれからを期待できる劇団です。 WET BLANKET☆ 今回はチケプレありがとうございました!