「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 」 映画 

teru10162011-12-25

2000円 夫婦割引き 
1では定年間近に電車の運転手になった人の話を観た。 今回は定年まで運転手を務めあげた人の話。 
滝島徹(三浦友和)は定年を迎えたら妻の佐和子(余貴美子)のために、ゆっくり過ごしたかったが佐和子は看護師の仕事を再開したいといい、口論のあげく家出から離婚へ。 出産間近の娘(小池栄子)や友達(清水ミチコら)は佐和子を心配する。。。 すれ違う想いの二人は。。。  
徹の旧友や同僚とのやりとりや若い部下への叱責、佐和子の患者とのかかわり方、娘夫婦との世代間の差。 など随所にちりばめられた優しい雰囲気が心地よくて口数の少ない夫婦だけど、とてもよく優しさが現されているなと思った。 送電ストップした電車に佐和子の患者が乗っていたという設定はちょっとできすぎだけど、こういう話でヤマはつくりにくいだろうなと思っていたのでしょうがないかも。 仁科亜季子はずいぶん感じが変わっていた。 岩松了、西村雅彦など味わい深い役者さんが大勢周りを固めていて、観後感が最高。 ラストは予想がついていた、違ったらどうしよう? と心配したけど(笑)  私の夫はまだ定年まで5年あるけど、きっと思うところがあったに違いない。ね、”一番近くにいるのに一番 わからないあなた”