「ソネス落語 怪談まつり」 カフェソネス

teru10162014-09-01


20時半〜 2000円(2DAY通しチケット、2ドリンク付き)

今回は2DAYで怪談三昧、 涼しかった夏に喝!!!

初日の今日は曾根巣家落花生(ピーナッツ)こと天野智範さんと椿亭豆猫こと酒瀬川真世嬢。

☆「三年目」 曾根巣家落花生
天野さんってすごく人当りがいい、穏やかなな顔つきで落語もお上手。 枕に義理の妹だっけ?弟だっけ?の結婚式の話。
結構面白い、役者さんでも結婚披露宴とかでいきなりマイクが来たら緊張するよね。うん。
「三年目」は有名な作品らしい、確かに面白かった。
結婚したばかりのときは「私が先に死んだら再婚なんてしないでほしい」なんてまじで思ってたね(笑)
でも今では「金銭的には不自由しないけど、みじめでないように誰かと結婚して」って切に思う。
でも自分、先に逝く予定ではないけど。
死んだらおしまいだとは今でも思う。だから葬式も墓も質素でいい、いっそなくてもいい。

と、「三年目」、自分が死んだあと後妻をもらったら化けてでるとの嫁だったのに、一向に出てこない。
やっと出たのが三年目だったわけは。。。。。。。
またピーナッツさんの落語聞きたいな。

☆「濡衣塚」 椿亭豆猫
今回は落語でなく、朗読。
今までのソネス怪談では恒例だったらしいクロキカオリさんの作品。
なんと巻紙に毛筆でしたためられているものをくるくるとひも解きながら読み進める。
濡れ衣、の由来となるものがこの福岡発信だったらしくて、それをベースとしたお話し。
さすがナレーターのプロ! 情感たっぷりに読んでいく。

春姫の父は後妻のいうがままに実の娘を殺してしまい、その恨みから化けて出るというもの。
幽霊そのものより、他人の嫁より実の娘を信じないという男の馬鹿さかげんにぞぞぞ〜っとする。
女であれば何より子どもを信じると思うんだけどね。最近そうでもないか。。

いつものようにビールを頂ながら観る。至福w