19時〜 演劇の映像を観る会
1980年、37年前の作品
舞台「機関士ナポレオンの退職」(東宝、1980年、89分)
原作:清水寥人、脚本:大藪郁子、演出:森繁久彌・三木のり平
出演 森繁久彌、三木のり平、夏目雅子、水谷良重(二代目水谷八重子)ほか。
引退を間近にした蒸気機関車の老機関士と同僚、その家族らとの話。
昔の機関士というとこんな感じの男性が多かったんだろうな〜と思う。
頑固で偏屈で、口が悪い。でも心底優しくて意外に節操がある(笑)
最後のはちょっと勘違いかもしれない、森繁さんが演じるだけに。。。
三木のり平さんの飄々とした感じがなつかしい。
お母さん役の赤木春恵さんは現在病気加療中らしい。
最後に観たのは「ペコロスの母に会いにいく」だったな〜
若くして亡くなった夏目雅子さんが美しすぎる。
お相手役の荻島眞一さんも早くに亡くなられた、彫が深くてすごくかっこいい。
水谷八重子さんも重厚だ。こちら、まだまだお元気だ、すごいなぁ。
昔の映像を観ると演技だけでなく役者の歴史が浮かび上がる。
これはとても見ごたえがあった。