作・演出 川口大樹
前回の「月ろけっと」から本当に作風が変わった〜
10年を過ぎてさらに進化し続けようとする気迫が感じられる。
「記憶」にフォーカスしたコメディ。
いやいや、コメディというにはかなり深く掘り下げた作品となっていた。
記憶を操るなんてすごい発想だ。でも実際に記憶を失ったもの、取り返そうとするもの、
研究に使おうとするもの、消してしまおうとするもの、さまざまな人の思いや考えが入り乱れ、
珠玉の一本となっていた。
ラストシーンに至るまでの慟哭はすごかった。
満員の観客、役者の上達ぶり、そして、福岡以外でも上演できる力をしっかり持ってきたガラパ。
あっぱれだ。 急遽降板した針生あかりちゃん(大丈夫かな?)の替わりに柴田伊吹さん。
直前交替だったろうに、全然ぶれずにすごい女優さんだ。
しかし、ポッキーの衣装?には驚いた。あれって普通のジーパンかしら?
次の観劇予定があって、せっかくの生コメを見れなくて残念だったけど、また次回に。
時々昔のかわいい〜〜ガラパを思い出すのは私だけだろうな。(母親かってw)
キャスト
椎木樹人、横山祐香里、早樋寛貴、山崎瑞穂、柴田伊吹、西山明宏、隠塚詩織
/杉山英美、岡武史