2020年8月20日(木)
15時~ クラウドファンディングリターン券 (有)演戯集団ばぁくう
芥川自身を仮託した「堀川安吉」を主人公にした作品、
いわゆる「安吉もの」の一作。
東京帝大を1916年に卒業し、その12月に
海軍機関学校の英語教師として赴任する。
その二年余りの奉職時代の出来事を題材に描いた作品です。
彼の25~7歳頃にあたり、ほぼ彼の肉声に迫る作品と言えるでしょう。
(ちらしより)
今回はコロナ禍ということもあり、30分強という短い作品を披露。
物足りないかとも思ったけれど、意外にじっくり聞けた。
私の子供のときよりはまだ前の時代のお店だけど、
なんとなく雰囲気が大好きだった駄菓子屋にも似ていて、
気持ちよく想像できた。
フライやドロステは知らなかったけれど、こういう店があったな~
当時の店番はおばあちゃんと相場が決まっていたけれど、
今回登場するのは若い女性。
なんら山場はないのだけれど、きっと女性の一生の大事な岐路を
見つけてしまったというところか。
私自身も母になって変わったのは図太くなったということを
実感したので、納得できるところである。
世の中、まだまだコロナウィルスに対抗できる
決定的なものができていないので、探り探りの状況だ。
スポーツ施設はだいぶ開放されるようになったけれど、
劇場は厳しい。同じ閉鎖空間なのにな。。人数が違うか。
これから生で何かを鑑賞するということはとてつもなく
贅沢なことになっていくのかもしれない。
来年のことですら想像できなくなってきたけれど、元通りとは言わなくても、
なんとか劇場の未来が明るいものになっていってほしい。
インターネットではやはり限りがある。