読演137「ロマネスク」 アトリエ戯座

2022年10月20日(木)

15時~  1500円  (有)演戯集団ばぁくう

作 太宰治
読演 佐藤順一

三人の非常にまれな資質を持った男たちの、非常に特異な半生の物語。
仙術太郎、喧嘩次郎兵衛、嘘の三郎。

若くして自死した太宰治の自伝風の作品と聞いた。
三人の男たちはそれぞれに凄惨な人生だったけれど、
仙術太郎以外は大きな犯罪をおかしている。
これって、本当に自伝なのだろうか?
この作品における三人は物語として、非常にまれな天才ではあるけれど、
精神を病んでいる。自分と重ね合わせて書いたと思うのが普通なのかな。
今回、太宰のウィキペディアを読んで、さらに彼の短い一生がいかに
劇的であったかを知った。
佐藤さん、いつも素敵な声での読演、ありがとうございます。

予約していた、「飯」のDVDも購入したので、観るのが楽しみ♪(^^)