「演劇都市ベルリン―舞台表現の新しい姿」福岡市赤煉瓦文化館

2022年2月17日(木)

19時~ 演劇書を読む会

新野守広 著

ドイツ演劇の魅力のすべてがここにある!
東と西の接点に生まれたベルリン演劇の創造の源を探り、
その活力溢れる現在の姿に迫る待望の書。

★今回は、2018年4月から2021年6月までベルリンに滞在された
ダンサー/振付家の手塚夏子さんから、ドイツで体験された
パフォーミングアーツなどのお話を聞きます。★

<手塚夏子さんプロフィール>
ダンサー/振付家
横浜生まれ。1996年より、マイムからダンスへと移行しつつ既成の
テクニックではないスタイルの試行錯誤をテーマに活動を続ける。
2001年より自身の体を観察する『私的解剖実験シリーズ』始動。
同年、私的な実験の小さな成果が「私的解剖実験-2」に結晶。
体の観察から関わりの観察を経て、社会、世界で起きる様々なことを
観察するべく実験的な試みを行う。
2013年、関東から福岡県へ活動拠点を移行。
2018年10月にKyoto Experimentにて「点にダイブする」を上演。
2018年4月から2021年6月までベルリンでダンス活動をしていたが、
2021年現在は福岡を中心に活動している。

というわけで、ドイツ演劇について手塚さんからその体験を通じて
お聞きする会となった。読書ではなかったせいか、9人もの参加者で、
久々ににぎやかな会となった。
手塚さんは年代は順不同で思いつくまま話していただいて、とても
おもしろい話が聞けた。
とくに彼女の実験的演劇のWSの話などは、聞くのは笑えるものだったけど、
実際に参加していた人のとまどいがわかるようで、たいへん面白かった。
化粧っけのないお顔は童女のようで、淡々と大変だったことも話される。
ドイツを愛しているんだなとよくわかる。
私も行ってみたくなったよ。
あ~あ・・外国へ行けるのはいつになるんだろう?

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