9時～ 1100円
原作・脚本・監督 新海誠
「君の名は。」「天気の子」の新海誠監督が、日本各地の廃墟を舞台に、
災いの元となる「扉」を閉める旅に出た少女の
冒険と成長を描いた長編アニメーション。
九州で暮らす17歳の岩戸鈴芽（すずめ）は、扉を探しているという
旅の青年・宗像草太と出会う。
彼の後を追って山中の廃墟にたどり着いたすずめは、
そこだけ崩壊から取り残されたかのようにたたずむ古びた扉を見つけ、
引き寄せられるようにその扉に手を伸ばす。
やがて、日本各地で次々と扉が開き始める。
扉の向こう側からは災いがやって来るため、
すずめは扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。
数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続けるすずめだったが…
(公式サイトより）
今年初は映画館での鑑賞。
東日本大震災を強く意識した作品。
衝撃的な場面も多く、当事者には厳しい作品かもしれない。
それでも現在の生活が当たり前だと思っている数多くの人たちへの
啓蒙としてはとても重要な作品だったと思う。
日本は地震大国であるから、「みみず」のたとえは恐ろしく現実的だ。
それでも被害を最小限度にするための心構えと物理的な対処は必ず
行っていかなければならない。
草太やすずめのような戸締り役をあえて必要としない世界になっていければね。。
映像はきれいだったし、音楽も効果的。RADWIMPSだとすぐわかるぴったり感。
ダイジンは敵なのか味方なのか行ったり来たりで迷った。
椅子に変異するのはすごく突拍子もなくて現代的だなと思う。
それでも、この旅がどうなっていくのかワクワク感が持てて飽きなかった。
あとで声優さんを知ったけれど、「へ～～！」という人も結構いた。
最近は役者さんもよく吹き替えをするようになったね。
それも含めて、今回の作品は新海監督、3作品の中で一番好きだな。
公開してずいぶん経っているけど、お正月休みのせいか客は多かった。
映画館にも少しづつ人が戻ってきているような気がする。
声優キャスト
岩戸鈴芽 原菜乃華
宗像草太 松村北斗
岩戸環 深津絵里
岡部稔 染谷翔太
二ノ宮ルミ 伊藤沙莉
海部千果 花瀬琴音
岩戸椿芽 花澤香菜
芹澤朋也 神木隆之介
宗像羊朗 松本白鸚
他
