「ダークシャドウ」 映画 

teru10162012-05-27

夫婦割引一人1000円  
これは絶対おもしろいだろうと夫を誘って観にいった。 うん、おもしろかったんだけどね。。。 宣伝映像を観るともっと笑える作品かと思っていたのだけど意外にシリアスでちょっと意外な感じではあった。 現代によみがえったヴァンパイヤが自分に呪いをかけた女とビジネスの上でもプライベートでも張り合っていくお話。
18世紀半ば、バーナバス・コリンズ(ジョニー・デップ)は使用人のアンジェリークエヴァ・グリーン)に手を出し、彼女を振ったために呪いをかけられヴァンパイヤに。 1972年、目覚めたバーナバスは没落した一族の再興に乗り出す。 だが魔女であったアンジェリークもまたその時代に生きてその町を支配していた。 彼女はバーナバスと手を組みたいと申し出るが。。。。
バーナバスの様子は結構おもしろい。 時代感覚のずれ、車とか道路、TVなど物に関することや、ヤンキーな娘を娼婦扱いしたりうること。 また過剰な家族思いであること。 血を少しづつ入れ替えて人間になろうとすること。 昔のままのアンジェリークにムラっとしたこと。 このあたりはいいのだけど、結局多くの人を殺してしまったのは笑えないよね〜 ヴァンパイヤだからしょうがないんだけど。 子孫のエリザベス・コリンズ(ミシェル・ファイファー)はいい味を出していたけど、子どもらがいまいちキャラ的に可愛くないし、ホフマン博士(ヘレナ・ボナム=カーター)の出番も少なくて残念。 ヴィクトリア(ベラ・ヒースコート)との恋愛も昇華しきれてないし。 今回は珍しく不完全燃焼だったかな。