19時〜 4000円 水族館劇場
また観たいと思ったらもう止まらない。 土曜に引き続いて本日も観劇。 駐車場がたくさんあることがわかったので、車で来た。 少しでも安いところをということで1時間100円の駐車場。 探せばあるもんだね〜 同じ舞台のはずなのに、なんだかプロローグから違う雰囲気、違う場所から見たせいかもしれない。 役者さんもどんどん慣れてくるのか、スピーディに19時にはプロローグが始まって、半には本編もきっちり始まった。 整理券は80番台だったけど、1人なので前方のほうの空スペースを探して下手2列目をゲット。 目の前にセットと池。 リアルだな〜〜 池の中の水は緑色。 前回より役者さんの表情がよく見える。 ぼそぼそっとしゃべるセリフもすべて聞こえる。 一番驚いたのが白蛇が本物だったこと。 そうだよね〜〜 鳥も豚もチャボも本物なのに蛇だけ作り物のわけはないさ。 でも。。赤い舌がちろちろと。。。気持ち悪い〜〜〜 みんな平気なんだ。 ご飯も本物、酒もかな? あと天下泰平さんが動かしていたポストも本物なのか? 泰平さんと言えば、幕間の余興、だいぶ慣れたけど、やっぱりもうひとつなんだよな〜 居合抜きとかグラスを波動で割るとか殴られ屋、イタイ系なのか笑いに徹してるのか・・・ でもきっと千秋楽とか大ウケになるのかもしれない。 進化系の道化役かな。
さて、本筋のほうは前回よりかは少しわかることも増えたのだけど、相変わらず人間関係がつかみにくい。 ドグラマグラからの引用で大学病院での怪しげな人体実験をうけていた男と女、女は最後の巫女が生んだ双子の片割れだった。 奏でるヴァイオリンの音が物悲しい。 双子のもう一人が見世物小屋の蛇女。 真っ赤な着物。 おぞましくも妖しい色。 夢と現実、過去と未来、嘘と真実、愛と憎しみ、正気と狂気、正反対なのに紙一重の部分をすりぬけていく。 でも優しさはやっぱり心に火を灯す。灯してあげられる人になりたい。 優しい人になりたい。 再び体が震えるラストシーンを見て満足した。
時間的にかなり短縮されていたようだ。 今日も打ち上げには参加できずに残念。でも帰りにハンキンさんと、藤島さんとお話できて嬉しかった。 帰って当日パンフの読み物を全部読んだ。 芝居のストーリーなんか書いてない。 何を考えてなにがやりたくて作ったのか、また観たのか。 さまざまな人の雑多な芝居考。 自分にもわかるような感覚とそうでない感覚。 東北大地震や原発のこととも繋がる。 ネットで過去の作品等も覗いてみた。 悪く言うと似ている、良く言うと一貫している。 野外だったりテントだったり、けっしてこぎれいな舞台ではないけど、訴え続けているのだろうな、と思う。 また来てくれるかな、来て欲しいな。