２０１９年９月７日（土）
19時～ 1800円（ペア割 一人分） （劇)池田商会
作・演出 瀧本雄壱
その世界では大停電が起ったときからインフラを破壊された。
そしてダイナモという人体発電が発明され、電気を作り、売り、買い、
貯め、盗み、争い、死ぬ・・・・シュールな世界の始まりだ。
そのままなんと60年もたってしまった・・・・
あり得ないことだけど、電力不足は想像できる現在では、
なんとも救世主のような気もする。
実際、9/15現在、千葉方面が台風による長期停電を余儀なくされており、
全く他人事ではない。
空気のようにあって当たり前の存在の電気。
想像もできないが、世界どうなるんだろう？ 混沌というか、無秩序というか。
貧富の差は生まれるだろうな。
或いはアーミッシュのように、自然主義な者も現れそうだ。
時代劇ではない瀧本作品は初めて？だけど、なかなかぶっとんだ作品で
面白かった。 一番わくわくしたのはハンノとクラックの戦い。
友情のような、ライバルのような。細マッチョな二人で、髪形もそっくり。
実のところ、見分けが非常につきにくかったのだけど、セリフと衣装で
なんとか見分けていた。とても見応えあったな～
ベテラン陣もおもしろいキャラクターぞろいで楽しめた。
松さんのパインブック。覆面プロレスラー姿の似合うこと！
実際に戦えるんではないか？と期待してしまう。
医者とのギャップもおもしろかった。
久保っちのファザーボルテッカ。こういう役が上手いよね～
山中ビューティとの組み合わせが絶妙だ。
なんと三原さんも修行僧の頭で出演していたよ！ また観たいな。
それにしてもネーミングが愉快だ。あれ？と思うのもあるんだけど。。。
キャスト
フォーリング 瀧本雄壱
ファザーボルテッカ 久保大輔
ユーモリアーティ 安倍祐馬
ロングウェル 永井順也
アロートラスト 矢野真由美
パインブック 松本裕子
ヘンプ・ビューティ 山中麻美
クラック 藤野大成
ナツ・ウッドロウ 木原菜摘
ルチアナ江藤 工藤真由美
ハンノ 的場翔平
ドリーム土佐 土佐のぶゆき
フラット 平林尚斗
レフェリー 三原宏史
プロレス観客 國廣欣孝
