「越境する蝸牛」 西鉄ホール

teru10162007-07-07

19時〜 招待券 劇団太陽族
福岡をとても愛してくださっている(と思う)岩崎さんの作品だから絶対見逃せない。いろんな問題を含んだお話だった。20年後の話とは思えないほど、現実味を帯びていて、おそらく、いくつかの事実は本当になるのだろうな〜携帯電話は使えなくなるとかね。韓国との歴史的な話は少し胸が痛む感じだったけど、一番のショックはやはり徴兵制度復活と母親の無関心度。いつの時代でも子供だけは盾にできないのが母親だと思っていたので、かなーりショック。そりゃ。。今はそういうこともいえない事件が多く報じられてるけど。あのニートな子が戦場へ自ら赴く場面は胸が痛んでしょうがなかった。役者さんが自分の年に近いので、とても親近感をもてる劇団だ。年とともに自由にならない体や融通のきかない頭を持てあましている自分ととてもLINKする。あのおじいちゃん役の人。下手なんだけど、じーんとくる演技をするよな〜って。演劇的にどうだったかは別として、いい舞台を見せてもらったと思う。
写真は帰りに見た新天町の飾り山。ゲゲゲの喜太郎なのはおもしろい(^^)