「ベー・チェチョル」 西南学院大学 チャペル

teru10162009-10-19

18時〜 無料  ベー・チェチョル
NHKBS−ハイビジョン特集「あの歌声を再び〜テノール歌手ベー・チェチョルの挑戦〜」が放送され、多くの共感を得たベー・チェチョル本人がなんと無料で西南大学のチャペルに来るという情報を得て、いそいそと出かけていった。 超満員で入れない人も多数。 アジア史上、最高のテノール歌手といわれた彼が甲状腺ガンで声を失い、そこからの奇跡の復活のドキュメント。 声帯機能回復手術を行ったのが日本の医師だったし、彼が熱心なキリスト教信者であり、賛美歌のアルバムもあるということで、おそらく西南大学のバックアップを受けたのだろう。 これまた熱心なプロデューサーであり、おそらく一番のファンであろう、輪嶋東太郎さんがずっと解説及び、映像披露、ベーさん本人とのトーク、翻訳・・・・彼のオンステージみたいだった(^^;;  結局2時間の間に歌ってくれたのは2曲だけ。 ラストに観客と一緒に1曲歌ったのをあわせて3曲。 まあ無料だからこんなものかな。 3曲だけでもよしとしよう。 数日後に北九州の響ホールで公演があるらしかったけど、全くのノーチェック。 彼は病気になったことで、得られたものがあると語った。 人生に無駄なことはないのだ、とも。 とても重みのあることばだ。 挫折や苦しみを味わった人は本当に強いと思う。 ぬるま湯にひたりっぱなしの私はどうすれば、強さを得られるのだろう。 一生無理なのかもね・・・ たまにはじっくりと音楽のみを優雅に聞くことがあってもいいかな。