「エゴサーチ」 アクティブハカタ地下アトリエ 

17時〜 2000円 劇団無限
作:鴻上尚史 演出:伊集院晃生
雄大さんが代表の無限。 なかなか見る機会がないのだけど、今回はちょっと見のがしてたときに、DMで気がついた。 よかった〜〜  それこそ完売間近^^;  西鉄ホールからちょうどはしごできる時間でラッキー♪ 歩いてもたいした距離でもないが、いい席をとるために電車で一駅。 その成果があって一番に入場w 背もたれの高い椅子をゲットできた。 ここは母体がアクティブハカタ、さすがプロの演劇集団らしくスタッフワークが素晴らしい。 傘の券、靴の券、お茶、飴サービス、桟敷席でも背もたれのある座椅子を使用など至れり尽くせり。 子供客も多かったけど、メンバーなのだろうか、観劇態度もよくて2時間半という長い公演だったが全編快適に観れた。 こういうことって大事だと思う。 次も来たいと思わせれるかどうかってこと。 ほとんどの劇団はできていると思う。 もちろん、飲み物食べ物サービスは必須ではないからね。 あとはトラブッたときにどうフォローするかってことかな。 観る立場でエラそうなこと言ってると思われるかもしれないけど、阪神や東北の地震の際のいろんな場所での対応が素晴らしかったことは記憶に残っている。 近いときでは先日大分でのワルキューレの公演でのトラブルが思い出される。 詳細はここでは述べないけれど、制作の対応の迅速さは伝わってきた。 なにかあったときの対応こそ最もその真価が問われるのかもしれない。 脱線失礼。 
さてエゴサーチ、その意味すら知らなかったけど、あーネットで自分の名前を検索することか〜〜 それならやったやった。  私は現姓では同姓同名の女医さんが最初に出ていたけど、最近は自分Facebookだ、こんな恐ろしいことってないと思うけど実感のないのが逆に恐ろしいのかも^^;  
売れない作家一色健治(林雄大)はカフェバーでバイトしながら作家活動を続けている。 担当編集者の夏川(太田智子)は一色のブログを発見し、原稿があがらないのになんでDVDなど借りて見てるのかと責める。 だが、ブログなどしていない、DVDも借りていない健治は驚く。 健治の作品に登場する沖縄に旅行する美保(紗月メイ)やキジムナー(松岡伸哉)は健治の思惑の届かないところで動き出す。 夏川に近づく佐伯実は広瀬(右松隼人)の意図はどこに?? 広瀬も、エゴサーチカンパニーの田中実(岡武史)も梶谷舞(徳川千尋)も、実はみんな過去を隠したい面々。 消したい過去・・・真実は思わぬ方向へ。。。。 
キジムナーや幽霊などSFファンジーっぽい作りなのはさすがに鴻上作品。 その中のずっこけるような丁寧なギャグは無限の持ち味かもw  おばかデュオ「骨なしチキン」とかサキハマ島とか意外に笑えた。 設定は別として結構聞けたよ、骨なし♪  いい作品で長時間でも飽きさせなかったし、なんといっても林さんの好演であっという間の2時間半だった。 既存の作品を演るのは勉強になるんだと思う。 オリジナルにこだわらず他の劇団でもチャレンジしてほしい戦法です。