「悪魔のいるクリスマス」 アクティブハカタ地下スタジオ

teru10162010-05-28

19時〜 1500円  劇団無限アトリエ公演
DMの葉書に書かれたあらすじに惹かれた。 今までとは違う「色」を見せてくれる、と書いてあった。 在間ジロ作「悪魔のいるクリスマス」久しぶりに綱場町へ。 クリスマスイブの話、売れない劇作家が公園でブランコに乗って独り言を言っている。 そこへ少女が現れて質問攻めに合う。 少女はケーキを買ってきてパーティをやろうと、恋人も連れてくる。 ケーキを食べ恋人は横たわる。 劇作家の前に天使(?)の羽をつけた営業マンらしき者が現れて三人は死んだと告げ、天国行きと地獄行きを選ばせる。 怪しい天使を追い返した作家は雪の舞う中死んでいく少女と恋人を見守る。 現実と夢、生と死、この世とあの世。。。 劇作家を演じた右松隼人さんはかなりの量のセリフをこなし少女や少年に戸惑う俗世界の人間を表現していてとても良かった。 少年の林雄大さんは無限ではいつもこういう地味な役だ。 なんとなくもったいないな〜 江口晴菜さん演じる不思議少女はすっごく可愛かったけど、もうちょっとお歌が上手だと良かったかな(^^; 天使?悪魔?(中川幸省)は登場でみんなに笑われ羽はなくても良かったかなと思った。 別役作品と感じが似ているなと思った、つかみどころがないというか。 作家の普通さに対して少女や少年の丁寧語がとても気になる作品だった。 アクティブハカタの舞台装置はいつもきれいだ。 効果の雪もきめこまかくてとても情感があった。 ここのアトリエの雰囲気がとても気にいっている(^^) 福岡のほかの劇団の人はあまり観客にいなかったかも。 まあ環境が違うからしょうがないのかもね。