「輪郭、ほどけて隣りに。」 北九州芸術劇場小劇場

17時〜 2000円 village80%

作:織田慎太郎  演出:高山力造
冠名がツドエmeets北九州vol.9 ここのところ福岡より北九での公演が多いビレ8。 小劇場、思った通りに客席は両方向。中央の舞台、ど真ん中に文庫本、単行本の山。 靄のようなもわっとした空気、これなんていう装置なんだろう? スモークとも違うような。 匂いはなし。 つらつらと出てきた女優3人。 本を家や電車に見立てて、積み重ねていく。 車椅子の女、介護放棄の場面、突然止まる男、すごく身につまされる、介護の経験はないものの、「オムツを替えて欲しい」とかぐさっとくる。 男は社会で苦労しているから突然電池切れになっちゃう? はい、我が家も同じです。 男子鬱率が高い。私は女性だからどうしても理解できないことも多い。 SNSの話とか、妊娠にビビル男子とか、リアルな役者それぞれの話とか。 私的にはゴンぎつね、の話とか老人ホームの話とかも面白かった。 全く受け入れられないという観客もいたけどね。 フリーの井之上由美さんがとても印象強かった。 車椅子は演出だったのか?リアルだったのか? 観劇後飲み会の主題にもなりましたw織田さんの脚本では一番好きな作品だったな〜