「藤の花」 ぽんプラザホール

teru10162014-01-29


19時〜 1000円 WET BLANKET

作:江利角直由 演出:江利角直由、大串到生

歴史音痴なのでよくわかっていなかったけど、黒田官兵衛主演の大河ドラマが人気だ。
今まで大河ドラマは最初ははりきって見るのだけどだんだん抜けてきて、最後は全く観なくなってしまっていた。。
今回は地元に関係しているということで結構今のところは見ている。 

いまさらながら歴史って面白いんだなと思う。

WETの今回作品はその黒田官兵衛の息子、黒田長政を主役に据えた作品。
実際に福岡に深くかかわっているのは長政らしいので当然のことなんだろう。
官兵衛は隠居後の名、如水で出ていたが、すごく愛すべき人物で書かれていた。(如水役は迫雅貴)
福岡城を作るにあたってとにかく民のために、と考えていた長政に反乱軍アジサイが襲ってくる。
そのリーダーホタルとは分かり合えた長政だったが、メンバーのカブトとの溝は埋まらなかった。
徳川勢の陰謀もあり、アジサイのメンバーが死んでしまい・・・

ストーリーは私にも非常にわかりやすく、感動的な人間模様を表現していた。
主役の長政(下枝聖治)がかなりかっこよくて、こんないい人だったのか?と
ちょっと疑ってみたけど^^; ホタルとのやり取りがすごく感動的で、昔だってこんな人はいたんだね。
あと衣装がすごくきれいで、可愛い。当時の衣装では有り得ないのだけど、すごく良かった〜〜特に女子衣装。

ちょっとよくわからなかったこと
・農民がここまで武士と戦えるほど刀を扱えるのか。
・年貢ってなんでとるのか。えーと税金みたいなものか。
・たくさん出演者いたけどやっぱり一人で2,3役しないと間に合わない?
・ホタルのカリスマ性と理解力。

人と人との理解が誤解なの一般的だと思われる当時にちゃんと理解しようと努力していた人たちの物語。「藤の花」だったかな。