「ヂゴクダンサー」 湾岸劇場博多扇貝

teru10162015-02-21


20時〜 1800円 南無サンダー

作・演出 安部将吾 

今回もめっちゃ怪しげな舞台にわくわく♪
はい、下手側に檻がありましたよ。 いわゆる監獄ですね。

「博多のザロックこと絶海の孤島アルカトラズ能古島。ここに誰にも知られる事も無い男達の生き様があった。生きるも地獄、死ぬも地獄どうせ同じ地獄なら踊らにゃそんそん!」
 ちらしより(手に入らなかった。。。泣)

期待通りの舞台で楽しくてしょうがない。悲惨な状況の囚人たちなんだけど、妙に可愛くて妙に愛おしくて。
そしてまた看守女の魅力的なことか。

ストーリーと言っていいのか、実在の島、能古島とアルカトラズ島を掛け合わせてまあそりゃえげつない拷問を繰り返している時に
何百人?だっけ殺した極悪人のクズリュウが収監される。
囚人たちは恐れおののき対決を挑み、かつ心惹かれていくというヒューマンストーリー。
この島を出るときは死体になるしかない、という状況下であえて脱獄をする野郎ども。

最初から何を作っているのやら囚人たちは観客席に斜めに鉄骨を組み立てていく。
ラストシーンではこの鉄骨に下手側の檻をくずして重ねていって、さらにビニールで覆ったあげくに
脱獄する囚人たちと看守たちとの戦いによる流血惨事を観客にぼたぼたとこぼす(笑)きたねーw

キャスト
クズリュウ(森山彰)大人しそうなイメージだったのに力強くなったね。
ゴミオ(奥田奨)肥後もっこすは健在。また会えてうれしい。
オスイ(安部将吾)天才、お尻の手入れが絶妙w
カスヤ(山崎慎也)何度観てもイケメン。
ドロオカ(新開裕樹)永遠に少年。
アカイケ(庵原陽子)オトコマエ!
アオカビ(小畑佳子)口悪美女! 

南無サンダーを見逃したら後悔するね(^^)v