「演出についての覚え書き」福岡市赤煉瓦文化館

teru10162015-02-18


19時〜 演劇書を読む会

フランク・ハウザー/ラッセル・ライシ著 シカ・マッケンジー

きわめてシンプルな演出術を箇条書き形式で読んだ。

観客的目線としては、こういう風に演出された作品が結果としていい舞台になるんだな〜と思った。
演劇を作る側はこの本をどういう風に読むのか? 共感と反発の両面はあるかもしれない。
でも、無視はできない。そんな本なのだろう。

演劇を観るだけでなくいろんなことをこの会で知った。それをどう生かすかは私次第なんだよね。
心細い思いはするものの、形に残せなくても穏やかに演劇に関わっていられればなんだか幸せ。
緩すぎるとの批判はあるかもしれないけど、それが私の人生なんだな、きっと。

次回開催は4月第3水曜日、課題本は「私の記憶が消えないうちに」吉田日出子
実に衝撃的な本だ。 演劇人に限らず人間として読んでおきたい本、そんな感じだった。