「ミュージカルコンサート」 九州大谷短期大学 大谷講堂

2019年11月23日(土)

14時~ 2000円    九州大谷短期大学演劇放送フィールド卒業生公演第一回 Alumini Produce

大谷の卒業生でAluminiの代表の中島浩志さんと福田眞弓さんが企画・製作の公演だ。
以前、卒業公演に来たことはあったけれど、遠いのでちょっと躊躇していた。
でも、ゲストに岡幸二郎さんが来るということで、急遽観劇。

出演者を見ると知ってるメンバーもいる!
ピロシキマンの篠田さん、リーチさんこと立田直也さん、
小学生も公募で出演ということで、観客席はぎっしり!

岡さんの出番は短かったけど、とても素敵だったし、
メンバーのコンサートも予想をはるかに超えて素晴らしかった!
ダンサーもシンガーもレベルが高い。
きっと今も現役で活躍されている面々なのだろう。
衣装も本格的できらびやか。とても華があった。

ミュージカルナンバーも知ってる曲ばかりで口ずさめた。
ミュージカルはこれが好きなんだ~
一番好きだったのは「グレイテスト・ショーマン」の「This is me」最高!

車で結構な距離だけれど、駐車場も完備で誘導もしていただいたので、
気持ちよく観劇できて満足(^^)

やっぱりミュージカルは好きだな~

前回は11年前に来ていました。↓

teru1016.hatenablog.com

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11月落語茶屋ソネス「猫になりたくなる季節」カフェソネス

2019年11月5日(火)

20時半~ 1500円(ワンドリンク付き)

いつものクロキ席亭の素敵なご挨拶とともに11月のソネス寄席開幕。
今年もあと2か月、なんだか年々早くなるな~年取ったのか。
来世は猫になりたいクロキちゃんだけど、私はやっぱり人間がいいなぁ。

前回みんなで作ったテーマソングが流れる中、にぎやかな面々と
また会えたことに感謝して、暖かいひとときを過ごしてきました。
https://www.youtube.com/watch?v=FhGzvH6CkYg
 
一、「千早振る」痛風亭 魚弱 /矢野 勝久

枕でお子さんの話をする矢野さんは本当に優しいお父さんの顔をしている。
ちはやふる」が枕詞であることは知っていたけれど、
詳しいことは知らなかった。勉強になったなあ。

さて、娘に聞かれた「千早ふる神代も聞かずたつた川からくれないに水くぐるとは」
の意味を聞かれた父親がご隠居に意味を聞くと、うそっぱちな解説をされる。
これだけ作り話をできるのも才能かも。下げも見事。力あふれる落語だった。

一、幕間歌謡「新曲をよろしくお願いします」タケダ2000GT

秋っぽい曲から始まって、ちゃんと席亭のリクエストの新曲を披露してもらった。
元妻と今妻に向けての明暗分かれる曲。
いろいろあったんだろうけど、曲にできるのがいいね。
私も大昔、曲を作ってもらったな~はは


一、「元猫」椿亭 豆猫 /酒瀬川 真世

豆猫姉さんの十八番、「元猫」
これは何度聞いても面白い。「元犬」の猫版だけど、
おばあさんのくちゃ顔が可愛くて可愛くて。
メインの話は同じだけど、アレンジしてある部分が毎回変わってて面白い。
さすが役者さんは同じ話でも違うなぁ。

来月はもう今年ラスト、忙しい時期にありがとうございます。
カフェソネスさん♪ 

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愛京花 舞踊ショー 湯本観光ホテル西京

2019年11月3日(日)

20時半~ 無料 愛京花 長谷川劇団  

連休旅行中の湯本温泉で新劇があってた。
たまに温泉旅館に泊まるとこういうことがあってラッキー♪
宿泊者は無料だけど、外部客は有料。
外部客いるのかな?と思ったら、結構ごひいき?タニマチ?さんが
大勢いて、掛け声がすごい。絶妙な間合いで入る。
もちろん、花束や現金のご祝儀も。。。ゴクリ

夜はお芝居はなくて舞踊ショーだけだったけど、十分に楽しかった。
若い団員たちもいて、かわいらしい踊りを披露していたけれど、
やっぱりベテランの方とは違うかな。
座長は長谷川武弥さん、総座長?が愛京花さん。
妖艶というしかないメイクと踊り。見ていてうっとりする。
17歳だという一馬さんがすごくイケメンで素敵だった。

舞台も見たいなと思ったら、12月に博多新劇座にくるのね。
行こうかな。

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「Q」北九州芸術劇場大劇場

2019年11月2日(土)

18時~ 14000円 野田マップ

作   野田秀樹
音楽  QUEEN

原作はロミオとジュリエット
長い歴史の中で、これをもとに数多くの戯曲が作られいろんな劇団、
役者が手掛けてきたものだけど、驚くべきremixされた作品ができていた。
恐れるものは何もない野田秀樹

2人のジュリエットと2人のロミオが登場。
プレーンな筋書きに加えて、源平の戦いになぞらえた作品背景。
あるいは裏の2人の物語。
いつもうわ~~っと叫ぶような野田さんが出て、説明口調のヒーローヒロイン。
そう、いつもの不自然さ全開のわくわく芝居がそこにはあった。
しばしストーリーより間近に見る、美しい役者たちに目を奪われる。

シンプルな衣装に薄メイク、ぜい肉の一片もないスレンダーな松たかこさん。
初めて見た時から何十年たっても、その凛々しさには変わりない上川隆也さん。
クレオパトラのようなカツラをつけたすずちゃん。めちゃくちゃ可愛い。
意外に背が高く男らしい志尊くん。ほれぼれする。
いるだけでオーラを出しまくる竹中直人さん。メイクが怖いわw
こっそり隠れた存在感を示す伊勢佳世さん。
ここのところ、ミュージカルよりドラマの印象が強い橋本さとしさん。
羽野晶紀さんもテレビのひょうきんな役が頭に残ってるな~。
小松和重さんは久しぶり、TVや映画にもご出演だけど舞台俳優のイメージが強い。
そして、野田秀樹さん。全て、なんでもやってしまう天才だ。

いろんな解釈を加えてロミオとジュリエットを面白くしてしまった。
また音楽がなぜQUEENなのか面白すぎる!
細かい内容には相変わらずついていけないのだけど、本当に幸せな気持ちになった。
また野田さんの舞台が見たい。 ぜひとも福岡(最近は北九州ばかり)で上演を。

分厚くて、内容の濃いパンフレットをじっくり読ませてもらおう。
えー?吉永小百合さんとの自筆の手紙のやりとりが載ってる!わお
 
キャスト
松たか子
上川隆也
広瀬すず
志尊淳
橋本さとし
小松和重
伊勢佳世
羽野晶紀
野田秀樹
竹中直人

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「女の幸せ」ぽんプラザホール

2019年11月1日(金)

19時半~ 1800円(早割) 劇団HallBrothers

ある田舎のドラッグストアの従業員たちの話。
店長は空回りしやすい新婚男性。社内結婚妊活中。
お産で退職する女性、アラサーであせる女子、ゲーマーな女子、
独身中年のバイト男子、そしてたくさん不満を持つ2人の若い新人男女
は気があってしまい。。。


いろんな人がいろんな思いをかかえて同じ場所にいる。
現代の縮図だ。ちょっと似たような作品があったと思う。
デジャブが。。。チェックしたら「すごい人生」という作品が
ほぼ同じストーリーだったわ!

数年たっていても古い感じがしないっていうことは
現代でも問題になっていることなのかな~
いまだに女の幸せは結婚だとか、うー驚く。
働き方に関しては若干変わってきているとは思うけれど、
まだまだ問題は山積みだからね。

臨月の役の萩あやさんは実際に2人目が来月お生まれになるそうだ。
おめでとうございます!! これは真実、幸せなことだ。
いろいろ大変なこともあると思うけど、前進あるのみです!
ご夫婦で支えてきたHallBrothersはしっかりとした作品ポリシーが
できてきつつあるような気がする。

これからも頑張ってください(^^)v

キャスト
サホ    萩原あや
ヨウコ   永倉亜沙美
フジシマ  唐島経祐
アイ    木村晴
ミノリ   関口祐香
コヤナギ  西田えりか
メイ    山中祐里
ミヤケン  高柳一輝
ジュン   山下大貴
ヒデさん  幸田真洋

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「組曲虐殺」 博多座

2019年11月1日(金) 

12時~  5000円 こまつ座/ホリプロ 

作 井上ひさし
演出 栗山民也

プロレタリア作家の小林多喜二
姉の佐藤チマや恋人の田口瀧子に心配をかけながらも、
同志の伊藤ふじ子と地下活動を続けていく。
ことばで社会を変えようと必死だ。
多喜二の人柄には共感するものの職務に忠実な
古橋鉄雄刑事と山本正刑事に追い詰められ、ついに。。。。

当時の自由表現への弾圧はいくらか聞いていたけれど、
これだけ酷い状態だとは知らなかった。
殺し合い以上に怖いことがある。
拷問、想像しただけで血の気が引く。

史実が原作ではあると思うけれど、遅筆の井上ひさしさんは
何度も何度も作り替えたらしい。
いかに当時の悲惨な状態を伝えられるか。

意思を高く掲げ、決して曲げない姿勢は日本人の誇り。
その同じ日本人を貶めるとは悲しい歴史だ。
自由民主主義の元に自由競争、自由意見が堂々と言える現在でも、
不平等、不均衡なことがまだまだ多い。気分はちょっと暗いな。

でも!この作品は楽しいところも数々あった。
音楽劇になっていて、時々ト書きやセリフを歌で表現する。
歌わない芳雄くんかなと思っていたのでうれしかった。
多喜二や瀧子の若さがかわいそうなくらい輝かない時代だったけれど、
その思想や思いはいつの世の若者のように華やいでいたのかもしれない。
ちょっとしたギャグもあちこちにちりばめられていて、
井上さんの世界感を壊すことなく演出されていたのではないかな。

高畑さんは本当に素晴らしい女優さんだな。
テレビでも舞台でも輝く女優さんって最近多いと思う。
神野さんは今回ピアノ演奏をされた小曽根真さんの奥さんだ。
ジャンルが違っても同じ舞台に立てるなんてすごくいい感じだな。

上白石萌音さんは萌歌さんと姉妹。
お二人ともいろんなところで活躍されている素敵な姉妹だ。
飾り気のないところが大好きだ。丸い顔の人って好きなんだな~

そしてミュージカルでない芳雄くんはたぶん初めてみた。
年齢を重ねてずいぶん素敵な男優さんになったな~と思う。
まだ、歌ってほしいけどね。

もう少し小さい劇場でもう少し近くで見てみたかった。
西鉄ホールくらいがいいんじゃないかな~


キャスト
小林多喜二   井上芳雄
田口瀧子    上白石萌音
伊藤ふじ子   神野三鈴
山本正     土屋佑壱
古橋鉄雄    山本龍二
佐藤チマ    高畑淳子

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「アナトール」 アトリエ戯座

2019年10月25日(金) 

19時~  4000円(通し券) 演戯集団ばぁくう 

作     アルトゥル・シュニッツラー
潤色・演出 佐藤順一

恋多き男アナトールのオムニバス6話を3話づつ2公演で実施。
Part.2は初日に観劇した。キャストはダブルキャストが1役あった。
大平さんのビアンカも観たいんだけどな~

頃は19世紀の末。
世紀末の古都ウィーンの街角には、爛熟した芸術の薫り高く、
男と女は、今日も恋愛ゲームの真っ最中。
我らが主人公・アナトールは、女と女の間を縫って、大立回り。
さてさて、その結末は・・・。(公式サイトより)

★Part 2
1景「エピソード」
恋人たちからもらったプレゼントを見せびらかす?ためか
マックスを訪ねるアナトール。
すると現在のお相手のビアンカがマックク宅へ。はたして。。。

2景「記念の宝石」
現在の恋人エミーリエが大事にとっている昔の恋人からの宝石を
みつけてイライラのアナトール。うまくごまかされて。。。

3景「結婚の日の朝」
結婚の朝に昔の恋人イローナと一夜を過ごすアナトール。
驚いたマックスはなんとかイローナを説き伏せて。。。


前回もとても愉快だったんだけど、今回もいろんな恋のお相手が出てきて面白い!
女性はみんな衣装も素敵で美しい!!!
男性はひょうきんで面白く愉快♪
婆や役の森さん、執事役のひでじぃさんは、
とても味があってこういう芝居には欠かせない。

アナトールのキャラクターは本当に愛すべき人間で、
女性からみると、ただのプレイボーイというより、
恋多き男性?いつでも本気。という感じがいいんだろうなと思う。
そして、結構冷たい女性たちに袖にされる。あ~可哀想ww
岡さんもだんだん役にはまってきたようだ。
佐藤さん直伝だからきっといいんだろうな。

なかなか読演会には行けないのだけど、次回はこの作品の作者、
アルトゥル・シュニッツラーの作品「死んだガブリエル」だ。
すごく魅かれる。行けたらいいな。

キャスト
佐藤順一、青木あつこ、岡武史、小田みなみ、江上幸世
松尾ひでじぃ(ゲキダン大河)
森紀子(劇団テアトルハカタ)

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