8月落語茶屋ソネス【配信】「岡本さんのゆかいなおばけ長屋」 席亭宅

2021年8月3日(火)

20時半~ 無料(タニマチ札発売)

今回も配信で。先月は完全に忘れていたので、今回はアラームをかけて。
オンライン講演もわすれがちなので、ちょっと工夫しないとね。

一、ごあいさつ
  クロキちゃんの笑顔にはほんとに癒される。
  みんなそう思ってるよ、だから続くんだよね。
  
一、古典落語「おばけ長屋」 痛風亭最弱/岡本ヒロミツ
  夏の定番のこわ~い話かと思ったら、ほとんど怖くない。
  ここのところ現実が怖すぎて、怪談話も必要ないかも。
  最弱さんのいつもの枕も上々。楽しかった♪
  
一、幕間歌謡 タケダ2000GT
  髪型が可愛い♪バナナマンの日村さんみたいなマッシュルーム。
  ミュージシャンは斬新だな~ 席亭も行ってる美容院で作ったみたい。
  ほのぼの楽しんでいたら、やばい。。。。眠くなってきた。
  ここのところ9時過ぎると眠くてかなわない。
  
一、大型新人からの質問コーナー
  「来月デビューを控えた篠田昌人さんから質問です!」
  ・・だったはずなのに、全く記憶なし。。
  目が覚めたらすでに配信終了(^^;
  はい、録画で確認します。。
  
ソネスでの落語もうとうとすることはあるけれど、うちにいるのと
緊張感が違う、とつくづく思った。パジャマのままで観ているというのも。
この状況はいつまで続くんでしょうね?

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「キャッツ」 キャナルシティ劇場

2021年7月29日(木)

13時半~ 9900円  劇団四季

闇に光る無数の猫の目。そして始まる圧倒的なパフォーマンス。
息もつかせぬ、ジェットコースターのような展開・・・。
今宵は年に一度の舞踏会。24匹の猫たちが語る、それぞれの生き方とは?
そして、天上に上り、新しい人生を生きることを許されるただ一匹の
ジェリクルキャッツに選ばれるのは誰なのか?
(公式サイトより)

前回キャッツを観たのは7年前だった。
そのときもほとんどの出演者は初見だった。
今回に至っては、ラム・タム・タガーの上川さん以外は全くわからず。
テレビで観た、福岡出身のタントミールの武田さんはとても素敵だった。
新しい役者さんも着々と育っている四季の様子を浅利さんがみたら、
きっと喜んだことだろう。

しかし、いつ見てもダンスと歌のレベルが半端ない。
キャッツはセリフがないので、余計に完成度が高いのかもしれない。
メス猫たちは細かったりグラマーだったりするけれど、
実に魅力的なプロポーションばかりですごく目の保養になった。
前方上手の席だったので、近くに猫たちが出没してドキドキする。
オス猫たちも魅力的で最高だった。
グリザベラは韓国の方かな?自然な声がよく通る。

終演後の握手はなくなったけれど、何度もカーテンコールをしてくれた。
最後のロングランとなるキャッツ。あと2回くらいは観たいな。

キャスト
グリザベラ           金原 美喜
ジェリーロラム=グリドルボーン 真瀬 はるか
ジェニエニドッツ        花田 菜美子
ランペルティーザ        長谷川 彩乃
ディミータ           小野 日歌里
ボンバルリーナ         山崎 遥香
シラバブ            柴本 優澄美
タントミール          武田 恵実
ジェミマ            加島 茜
ヴィクトリア          小島 絵里衣
カッサンドラ          吉村 菜奈子
オールドデュトロノミー     飯村 泰志
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ     正木 棟馬
マンカストラップ        岩崎 晋也
ラム・タム・タガー       上川 一哉
ミストフェリーズ        横井 漱
マンゴジェリー         森田 一輝
スキンブルシャンクス      小林 唯
コリコパット          千葉 真大
ランパスキャット        森 健心
カーバケッティ         河津 修一
ギルバート           肥田 晃哉
マキャヴィティ         中村 智志
タンブルブルータス       吉岡 慈夢

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「外の道」 北九州芸術劇場中劇場

2021年7月11日(日)

14時~ 6000円  イキウメ

作・演出 前川知大

同級生の寺泊満と山鳥芽衣は、偶然同じ町に住んでいることを知り、二十数年ぶりの再会を果たす。
しかし二人には盛り上がるような思い出もなかった。
語り合ううちに、お互いに奇妙な問題を抱えていることが分かってくる。
寺泊はある手品師との出会いによって、世界の見え方が変わり、妻が別人のように思えてくる。
新しい目を手に入れたと自負する寺泊は、仕事でも逸脱を繰り返すようになる。
芽衣は品名に「無」と書かれた荷物を受け取ったことで日常が一変する。
無は光の届かない闇として物理的に芽衣の生活を侵食し、芽衣の過去を改変していく。
二人にとって、この世界は秩序を失いつつあった…。
(公式サイトより)

久しぶりの北九州、久しぶりのイキウメだ。
公演間近にとったので、2階席だったけど、中央2列目でよく見えた。
舞台はイキウメらしい、荘厳な感じのする舞台作り。
イキウメの作品のあらすじは追っているうちによくわからなくなってくる。
出演者はごく普通の日常を表現した人ばかりなのだけど。
自分自身の想像力が以前よりなくなってきたのかもしれないな。
とにかくあまり勉強することをしなくなってきている。
「無」と書かれた荷物に関しては、何を表現しているのかつかめない。
不条理といえば言えなくもないのかな。
でも、よく見知っている役者さんたちは相変わらずキレキレでいいな~と思う。
わからないなりにいつも観たいと思うものを提供してくれる。
時々、福岡まできてくれるのでそのときは見逃さないようにしたいと思う。
DVDでなく生の舞台を観たい。

とはいえ、カウンターに置いてあった「イキウメの金輪町コレクション」
のパンフレット。すっごく面白そう。。。DVD買わなかったけど、
帰ってみるとますます観たくなった。買おうかな。。。

舞台とは関係ないが、いつも利用していた、博多-小倉の新幹線の割引きっぷ、
よかよかきっぷが前日までに予約しなければならなくなっていた。
残念だったけど、チケットショップで通常よりは安く買えたのでよしとしよう。


小倉はあまり変わっていなかった。ような気がするが。。。
存続することになったA級小倉劇場の前も通ってみた。
結局入ることはできなかった。やりたいと思ってもやれない、私の人生なんだな。

キャスト
浜田信也 安井順平 盛 隆二 森下 創 大窪人衛 /
池谷のぶえ 薬丸 翔 豊田エリー 清水 緑

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「PEACE HILL2~東京オリンピック奮闘記~岡部平太物語」 西鉄ホール

2021年6月4日(金)

13時~ 3500円  ギンギラ太陽'S×劇団ショーマンシップ

原作  橘京平「Peace Hill 天狗と呼ばれた男 岡部平太物語」より
脚本  大塚ムネト
演出  大塚ムネト・仲谷一志

近代スポーツに人生を捧げ「日本選手のオリンピック必勝法」をあみだした男!
日本がオリンピックに初めて参加したのは、1912年のストックホルム大会。
しかし、当時の日本は「近代スポーツ」に取り組み始めたばかりで、
良い成績を残せなかった。
そこに現れたのが、アメリカで近代スポーツを学んで帰ってきた「岡部平太」
指導者としてだけれはなく、身体能力にも優れ、自らも選手として活躍していた
岡部は「世界に通用する日本選手」を育てようと奮戦する。
しかし、精神論が支配する日本では、岡部のスポーツ改革はなかなか
うまくいかなかった。日本を飛び出し「満州」に活路を求める岡部。
日中の「スポーツによる平和親交」を目指すが、
戦争により全てを奪われてしまう。
そして終戦。焼け野原が広がる福岡に戻った岡部は、平和への願いを込めた
平和台陸上競技場」をつくり、戦後初の国体を地元福岡で開催するのだった。
(公式サイトより)

いやおもしろかった!!
スポーツ大好き、オリンピック大好きな私は
2019年NHK大河の「いだてん」にはまった。
もちろん、東京オリンピックのチケット予約も頑張ったけれど玉砕。。。涙
それが良かったのか悪かったのか。。。微妙
菅首相ではないけれど、1964年の東京オリンピックは小学校1年生なれど、
結構はまって見ていた、特にバレーボール。親も好きだったからかもしれないね。
今はコロナ禍でのオリンピック開催か?という瀬戸際である。
無事に終了することを祈るのみ。

それにしても、タイムリーな作品だったな~大塚さんの作品は福岡の現状を
演じたものも多いけれど、今回は日本の今に鋭く迫っている。
「いだてん」では金栗四三さんと田畑政治さんにスポットが当たっていたけれど、
この作品は岡部平太さん。初めて知ることばかりだった。
加納治五郎さんが作った日本スポーツ界の基礎からどんどん進化していった。
現在では幼少からの科学的トレーニングも確立しつつある。
スポーツの世界も変わってきたよね。ワクワクが止まらない。

ショーマンシップの仲谷さんとのタッグも抜群で、被り物も時々登場してくれて
楽しくてわくわくする歴史の勉強となった。
初めて見る役者さんも多数いて、たどたどしいながら演劇界も若返って
いるんだな、と思いながら観た。
それにしても宗さんの演技力には改めて脱帽。
若くて少しも色あせない迫力のある演技を観て、やっぱり演劇っていいな~
ギンギラメンバーもショーマンシップメンバーも頑張って!(⌒∇⌒)

キャスト
仲谷一志、大塚ムネト、生田晃二、杉山英美、上田裕子、宗真樹子、栗野直樹
山口泰弘、福澤究、大城真和、東沙耶香、松尾佳苗、古澤大輔、米倉佳奈
溝田優、久保美月、荒木ロンペー、北田祥一郎、ゴリけん、立川生志

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6月落語茶屋ソネス【配信】「講談について知ってみようか」 席亭宅

2021年6月1日(火)

20時半~ 無料(おひねりでタニマチ札)

◎講談についてフリートーク前半
  痛風亭魚弱(いわし) / 矢野 勝久
  クロキカオリ
 席亭のクロキちゃんといわしさんの講談に関してのトーク?って感じかな。
 講談は神田伯山さんが有名になって私も非常に気になっていた。
 以前、春野恵子さんの浪曲を聞いたときも恐る恐るという感じだったけど、
 初心者にもやさしい内容だった。神田伯山さんは厳しそうな感じがして。。汗
 でも、機会があれば観にいってみたい。
 さて、いわしさんもとても興味を持って講談の勉強をしているとのこと。
 講談の歴史、落語との違いや、道具(はり扇)などの説明など
 とても面白かった。とういうか二人の掛け合いや突っ込みコメントへの
 反応、面白すぎたw
 
◎幕間歌謡
  タケダ2000GT
 久しぶりかな?いつもの演奏も快調だったし、なぜか席亭家にあった三味線に
 興味を持って弾いてみると、これが上手い! 実際はどうかわからないけれど、
 上手く聞こえるw
 三味線も併せて4曲披露。いい声です♪

◎講談についてフリートーク後半
 講談について更に読み進め、最後に実際の講談を披露。
 おーかっこいい。はり扇はあまり使わないそうだ。
 イメージとしてパンパンたたいている気がするけれど、
 カメラの中央にはいわしさんが作っているという兜飾り。
 この説明もいろいろしてくれてとても興味深かった。
 来年はうちの孫の初節句。いわしさん、安くして~~~(^^;
 
 来月は緊急事態宣言も解除されていると思うのだけど、
 状況はどうなっているのだろう?
 不安だけど楽しみでもある。

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「いのちの停車場」 映画

2021年5月29日(土)イオンシネマ大野城 

15時10分~  1100円

監督  成島出
原作  南杏子
脚本  平松恵美子

長年にわたり大学病院の救命救急医として働いてきた白石咲和子は、
ある事情から父・達郎が暮らす石川県の実家に戻り、
在宅医療を行う「まほろば診療所」に勤めることに。
これまで自分が経験してきた医療とは違うかたちでの“いのち”との
向き合い方に戸惑いを覚える咲和子だったが、院長の仙川をはじめ、
診療所を支える訪問看護師星野、咲和子を慕って診療所にやって来た
元大学病院職員の野呂ら周囲の人々に支えられ、
在宅医療だからこそできる患者やその家族との向き合い方を見いだしていく。
(公式サイトより)

映画が休業要請となり、それに対しての吉永小百合さんの訴えが目をひいた。
もちろん、映画だけには限らないだろうけれど、コロナの影響を受けて
自粛や時間短縮など我慢しなければならないことはあると思うけれど、
素人が考えても不公平な指示がでてることはあきらかだった。
具体的な政策はワクチン以外、ほとんどない状態での緊急事態宣言。
いろんな情報に踊らされ憤り不満に思い、声を大にして言いたい人たちは
たくさんいるだろう。
あまり影響を受けていない身としては、正しい情報を受け止め、
感染収束の邪魔にならないようにしていかなければならないと思う。

というわけで、内容的に気になっていたこの作品を観にきた。
寿命が長くなり、介護の必要な人が増えてきた現在でこの終末医療
とても重要な案件になってきている。
私事でもわが親が介護が必要な状況となり、施設に入居という事態に
なって、いろいろと勉強したり考えたりすることが増えた。

この映画でもいろんな患者が登場して、身近に思う人もたくさんいて
辛いんだけど、うらやましいなと思うことも少しあった。

しかし、短時間の映画でちょっと詰め込みすぎの感は否めず、
映画としての評価は、あまり高い点はつけられないけれど、
若い役者、すずちゃんや桃李くんたちが好演だった。
吉永さんの作品はあまり観たことがないのだけど、
やっぱりキャラクター的にお医者さんはちょっと無理があったような感じ。
父親との関係やラストの曖昧さも少し消化不良。
安楽死をテーマにした作品もいつか作られたらいいなと思う。

重い内容だったけど、夫といろいろと話ができたのは良かったかな。

キャスト
白石咲和子  吉永小百合
野呂聖二   松坂桃李
星野麻世   広瀬すず
若林祐子   南野陽子
宮崎一義   柳葉敏郎
寺田智恵子  小池栄子
江ノ原一誠  伊勢谷友介
柳瀬尚也   みなみらんぼう
並木徳三郎  泉谷しげる
宮嶋友里恵  森口瑤子
並木シズ   松金よね子
中川朋子   石田ゆり子  
白石達郎   田中 泯
仙川徹    西田敏行

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「ロボット・イン・ザ・ガーデン」 キャナルシティ劇場

2021年5月7日(金)

13時半~ 9900円 劇団四季

原作  デボラ・インストール
台本・作詞  長田育恵
演出  小山ゆう

アンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う、今からそう遠くない未来。
イギリスの田舎町に住むベンは両親を事故で失って以来、
無気力な日々を過ごしていた。
妻・エイミーとの夫婦仲もうまくいかない。
そんなある日、庭に壊れかけのロボットが現れる。
「きみの名前は?」「…タング」
ロボットに不思議な魅力を感じ、ベンはあれこれと世話を焼く。
そんなベンに愛想を尽かし、ついに家を出て行くエイミー。
ショックを受けるベンだが、タングを修理するため旅に出ることを決意する。
アメリカ、そして日本へ。やがて、ある事実が明らかになる……。
(公式サイトより)

四季のオリジナルファミリーミュージカルかと思っていた。
違った。 今の時代に心に訴える素敵な作品だったよ。
ロボットが主人公の映画は何本か見たことがある。
ディズニーでもあるよね。ベイマックスとかウォーリーとか。
心を持たないはずのロボットとの心のふれあい。
時代にかかわらず、胸を打つんだけど、今、この病んだ世界に向かって、
苦しいくらいのメッセージを発信していた。

両親の死後、心を閉ざしたベンと会った壊れたロボットタングは、
互いに慰め合って、世界中をめぐって彼の製作者を探していく。
その製作目的が悲しいものだったとしても、タングの心には優しいベンの
心がちゃんと伝わっていく。

世界中の人間にできないはずはない。
どうしてこんな争いが多いのか。優しい気持ちになれないのか。
自国優先になってしまうのか。

と、重い気持ちはおいといて、可愛い可愛いタング♪
劇場に入ったときから舞台中央にうつむいてまるで居眠りしているような。。
そして、2人が来て彼を持ち上げる。あーーーそういうことか!
ライオンキングのパペットと同じなんだ!全く前知識持ってなかった(^^;

美女と野獣のチップみたいに、小柄な役者?か子供が入ってるのかと思っていた。
だからはじめのほうはどうしても操作の2人に目がいってしまっていたけれど、
だんだん、タングだけが見えてくる。
ベンやリジーたちが向ける優しいまなざし。心に響く。
悪用しようとしていた人間のかわりに謝りたいくらい。
エイミーとの夫婦の心のすれ違いもタングが埋めてくれた。
本当に良かった。

ベン役の田邊さんは昔からよく見てきたけれど、一番印象に残っているのは
マンマ・ミーアのスカイ役だな~なぜか・・
昔と変わらずかっこいいけれど、ベテランになったね。
そして、ラスボス?のポリンジャー役の野中さん!大ベテラン!
長く四季でやっている役者さんは本当になつかしい。
女優さんはほとんど知らなかったけれど、みんな素敵だしレベルが高い。

本当に今が我慢の真っただ中だと思うけれど、昔のように大声で応援できるまで、
しっかり舞台を残していってください。
お願いします。

次はキャッツだ!!

キャスト
ベン    田邊 真也
タング   斎藤 洋一郎  長野 千紘
エイミー  鳥原 ゆきみ
ボリンジャー 野中 万寿夫
カトウ   萩原 隆匡
ジー   相原 萌
ブライオニー 加藤 あゆ美
コーリー  カイサー タティク
デイブ   長手 慎介
ロジャー  五十嵐 春

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