「マリー・アントワネット」博多座

teru10162007-01-21

17時〜 15500円 東宝ミュージカル
今期2回目の観劇、初めて見るドキドキ感は減ったけど、場面を覚えてて期待感の方が高まる。冒頭のカリオストロの舞い。指の先々まで美しい(*^▽^*)前回は笹本マルグリットで今回は新妻マルグリット。実はどちらもレ・ミゼラブルのエポニーヌ役で見ており、そのときもそう思ったけど、どうにも特徴の差が見つけられない(^^;;どちらも歌は抜群にうまいし、気の強そうな美しい顔だし、パンフレットなどでは、2人の違いを書かれてるのだが。。。見つけきれなかった。マリーアントワネットに対する気持ちが刻々と変わっていくことはよく表現されていたと思う。でも、マリーは最後の断頭台まで自分の世界だけにいたことが悲しく哀れであった。きっとパリでのお手伝いだったマルグリットが最初に「シャンパンの洗礼」をした汚い女の子であったとは考えてもいなかっただろう。これだけの短い時間にこの内容を集約した脚本家のすばらしさに驚く。歴史的な背景をもとに現代と変わらない人と人との係わり合いを魅力的に表現して、多くの人をひきつける。また、音楽家とのコンビネーションも抜群で。CDを聞くと、舞台がよみがえることはクンツェ&リーヴァイ作品の「エリザベート」「モーッアルト」と全く同じである。今回の「流れ星のかなた」はたった2回見ただけで、心の中に刻み込まれ、つい口ずさんでしまうほど。今回は初観劇、初博多座の若い友達と一緒。初観劇が博多座ねぇ。。(^^;; もし次に小劇場見て、え〜?って思わないといいけど。。笑 おかげで、いつもはアンパンとコーヒーの夕食が花幸のお弁当となった♪久しぶりにおいしかった。彼女に「誰が良かった?誰が好き?」と聞くと、「ルイ16世」      うん、個性的でOK!また連れて行くとしよう! 1月28日千秋楽。大盛況終了だろう、再演は間違いなし(^O^)v