「レ・ミゼラブル」 博多座

teru10162017-08-02


12時半〜 5000円 

製作 キャメロン・マッキントッシュ
演出 ジェームズ・パウエル 演出補:エイドリアン・サープル

30周年を迎えるレ・ミゼラブル
2年前の博多座公演に続き、今回も日本公演はエイドリアン・サープルがメインだった。

初めて3階席の左サイド席をとってみた。
下手のかなりの部分が見切れるけれど、舞台が近い。
そして、オケピが丸見えだ。準備の様子や話し合っている風景が見れていい。
オケピと舞台の間には柵も何もなくて、特に上下袖の部分はかなり細くなっていて、
役者さんが走りまわるのにドキドキした。よく落ちないなぁ〜
たまには視点を変えた席もおもしろくていいね。

演出は2年前に観たものと同じでいい感じだった。
でも、やっぱり歌はかなり早くなっていると感じる。
オンマイオウンとかもう少ししっとり歌ってほしいなあ。

落涙ポイントもいつも同じところで我ながら笑える。
「死」にはドラマがあるな。自分のそれをどう迎えるのか最近よく考える。

バルジャン、ジャベールは福井、吉原さんで一段と深みを増している。

初ファンティーヌの和音美桜さん、他の演目で観たけれど、神秘的な顔立ちで似合っている。

こちらも初のコゼット、小南満佑子さん、丸顔、丸い目、可愛かった♪

エポニーヌは唯月ふうかさん、コゼットより重要な役柄。淡々と演じていたかな。

マリウス、アンジョルラス、他アンサンブルも素晴らしかった。

30周年のプログラムはその歴史も細かく書いてあって、観ていない初演などおもしろい。
野口五郎がマリウスだったんだね。岩崎宏美のファンティーヌは圧巻だったろうなぁ〜

長く演じ続けられるのは、観客と演者、スタッフの努力と熱意の賜物だろう。
生きている限り、ずっと観ていきたいものだ。