「東京タワー」 北九州芸術劇場中劇場

teru10162007-07-01

13時〜 6000円 
リリーフランキー作、いわゆる自伝。えらく評判だからすぐに買って読んでみたが・・そんなに受ける理由が見出せず、もちろん、母子の愛情には感動するのだけど、ドラマ性が全くない。今までにもいろんなタレントのサクセスストーリーっぽいものは読んできた。どうしてこれがヒットしたのか考えてみると・・ちょっとだけ特殊な家庭環境だからなのかな〜でも、母子家庭で苦労したって人結構いるのになぁ〜。このおかんが特別なのかな・・深く考えていてもつまらないので、役者に注目して楽しんできた。加賀まりこは圧巻!おかん?というよりマダムというイメージだったけど、やはり彼女も年をとって、こういう役が似合うようになったということかしら。林隆三のおとんも原作よりはるかに存在感があってよかった。しかし、今回注目NO.1は千葉雅子さん!!演劇ブックで見るたびにいつか東京に行ったときに見れたらと思っていたが、すごくかっこいい!女優さんだった!!これは収穫〜〜♪ あと三上さん、石田ゆりこさん、主役の萩原さんもうまく役にはまっていたと思った。萩原さんは感激屋なのかカーテンーコールで涙ぐんでる、千秋楽だからかと思ったら、前の日のときも泣いてたそうな。一所懸命さが好感の持てる役者さんだ。