「宮城野」 白金能楽堂

teru10162007-12-02

12時〜 2500円 ミュージカルメイツプランニング
「豚とオートバイ」でジェギュの妻役をした唐津の面谷郁子さんが主役の二人芝居。とにかくきれいな方なのだ、妻役をしたときも舞台に立ってるだけでオーラが出まくり。またセリフをしゃべりだすとますます輝く。プライベートでは何回かお話をさせていただいたが、これがまた童女のように可愛くて、魅力的なのだ。きれいなのにお高いところがなく、飾り気がなく・・・でも大女優だと思う。舞台にひとたびたてば演出の要求を貪欲に汲み取って表現される。宮城野は低級娼婦の女で彼女が入れ込んでいる写楽の弟子、矢太郎との恋に苦しい思いを持っている。宮城野を演じるに最高の年回りのような彼女と年下なのに貫禄がある矢太郎(笑)矢太郎役の井上ひさおさんは私のmixiの友達でもある。お話させてもらったのは今回が初めてなのだが。今回の演出もされる。1年がかりでの公演は二部仕立ての構成。一部で浄瑠璃の竹本鳴子さんらの演奏と面谷さんの踊り。すてき・・二部で本編の「宮城野」女郎屋の部屋の中での二人のやりとりは状況がロマンチックなものではないので、エロ度は低かったが、控えめな宮城野の女の気持ちがよく表されていて、素晴らしかった。主役の二人も浄瑠璃の方も唐津出身(在住)ということで唐津も芸術家の街なんだな〜と改めて思った(^^)