「ソレカラ、」 大博多ホール 

teru10162008-04-12

19時〜 ペアチケット 1500円 藍色りすと
2003年の再演だそうだ。やはり思い入れが強い作品だったのだろうか、私は前作は見ていないけど、繰り返しの迫力を楽しみに劇場へ向かった。出演はいつものように女性多数に男性1人、この構成もいつも感心してしまう。どうやって男性俳優を選んでいるのかわからないけど、いつもテーマにぴったりの役者さんが選ばれていると思う。つまり女性の盛り上げ役だ。今回の和也(福岡嗣与)、キザ男が実にはまっていた。夢はケーキ屋さんとボクサーという涼子(高野桂子)。普通の人でも持ってる数々の願望を別人格の自分が持っているとしたところはちょっと無理のある設定のような気がしたけれど、コメディとしてのおもしろさはあった。自分に自信がないとか、あれもしたいけどこれもしたい、ってこと若いときにはよくあった。涼子にはケイコ(井田直美)とメイ(宮坂幸子)という別の自分がいる。誰だって別の自分を持ってると思う。まあ、あそこまではっきり出てこられたら大迷惑だけど。 ライバル店の店長の葉月(冨永枝里)ぶったまげた。紫のドレスに羽扇、全く予備知識のなかった私は大受け! ぶっと噴出しそうになったけど最前列で観ていたので我慢した(^^;; 他にも個性的な役柄の役者ばかりで思い出し笑いできる。テーマとしては前回のハルカナより重い話ではなかったと思う、台本を売っていたので購入して読んでみる。あら、楽しい♪これはコメディ部分に重きをおいて見るといい。軽いタッチで若い女性の心が揺れ動くさまをしっかり表現していたと思う。だいたいボクシングってのが意外ではないか。ボクシング指導のKINTAさんも満足かな、みんなの構えすごくカッコよかった。主演の高野さんはまだ学生さんだそう、これからが楽しみな女優さんだ。私が見たのが3回公演の最後。かなり椅子はつぶしていたけど100人以上はは入っていたよね。これからも女性のための舞台を作ってください、太田さん(*^-^*)
写真・・・掲載許可とってなかったのでいったん取り消し。ごめんなさい〜