「兄弟舟」 博多扇貝 

teru10162009-04-18

19時〜 2公演チケット2800円 劇団爆走蝸牛
やっと爆走蝸牛を観劇。 評判に違わずおもしろい作品だった。 作品自体はハイバイの岩井秀人作。 劇団の名前だけは雑誌で知っていた。 だが、作品については何も知らなくて、結構ドッキリものだった。 あらすじはあるようなないような、各場面場面で状況を想像しながら観るのだが、最後まで真相はわからずじまい。 結局彼等って遊びの集団だったのかな? (若葉、山田、組長、殺し屋) 組長たちが山田を手術しようとするところは先日演劇映像を見る会で観た状況劇場ジャガーの眼」を思い出した。 不自由な部分を持つ人たちが寄り集う会、おっぱいがかたっぽしかない、という設定が病気でそうなのか生まれつきなのかが、わからないところも想像をかけめぐらせた。 若者に犯されて妊娠し、流された(?)あかんぼはエイリアンの子どものようだった。 意味はわからないがインパクトはあった。 決して、万人向けの話しではなかったと思うが、観ていて全然飽きなかったし、役者さんはいい味を出していたと思う。 ・・・うまく説明できないのが悲しい。 ガラパの2人も客演では全く色合いの違う役を演じていて楽しかった。 眉がない〜〜〜(笑)上演時間は1時間40分、背もたれのない同劇場ではこれが限界だろう。 たまたま最後列に座ったのでときどき壁によっかかてて怒られないかひやひやしていたが。  いろんなところで感想を見たが、内容的に受け入れられないという人もいた。 それは個人個人だからいいのだが、劇場を狭いとか汚いとかいうのはどうかと思った。 サンパレスって聞いて勘違いしてきた人もいるらしい。 なんか、ちょっと口惜しい。続けて「加納の鼻」を来週上演、キャスト一新なので、また新たに期待。