「アマルフィ」 映画 ネタバレ

夫婦割引 1000円

うわさの全編イタリアロケ。 行ったことないので、とてもひきつけられた。 まあそういうところ多いのだが。 もっと若いときにいろんなところに行っておくんだった・・・(後悔) 気候的なものとおおらかさ、庶民的な感じなどがヨーロッパの中でも比較的親近感を覚えるアマルフィ、でもローマは素晴らしく格調高い街のイメージ。 街中が美術館って感じ。 体が動くうちに行ってみたいな〜イタリア。 話は真保裕一の作品ということで間違いない!と思ってたのだが、映画ってやはり時間が短いから難しいのかな。 原作は読んでないけど、ホワイトアウトほど迫力は感じられなかった。 原作。。。。どうしよう、読むか読まないか・・・・ 外交官の黒田(織田祐二)はイタリアの日本大使館にテロ防止のために派遣される。 川越外務大臣平田満)のイタリア公式訪問の警戒のために。 しかし、同時期に起こった日本人少女の誘拐事件に関わってしまい、その母親矢上紗江子(天海祐希)と一緒に誘拐犯人の取引に応じるが、何かおかしい・・・  単純なストーリーなのだが、なぜ襲撃に至ったかなどの部分はかなりこたえた。 戦争物を見たり読んだりしたらいつも思うのだけど、やりきれない思い。 不当に苦しめられる現実。 爆発してもしょうがないよ、って思う。 世の中不平等だ、戦争以外でもね。 だからこの結末で川越大臣の暴露記事が出たときは心底ほっとした。 時間が短いせいか、登場人物の性格把握にあせる。 なんでこの人こんなに怒ってるのか? なんでこの人こんなに無愛想なのか? 観るものの想像力にも限度があるので、厳しかったかも。 ただ、紗江子の子どもを思う気持ちや表現は非常に共感できたし、黒田、佐伯のカッコよさは無条件に良かった。 安達の無邪気さ、藤井の渋さ、やるせなさ、サラのど迫力は料金以上!! 総合的に☆4つでした。1000円なら文句なし!