14時〜 2500円 ヨハクノート
原作 W.シェイクスピア「ハムレット」
潤色・演出:臼杵遥志
ちらしにに「主人公 不在」の文字が。
確かにキャスト表にはハムレットの名がなかった。
ハムレットの回りの人物が彼を語ってその情景を浮かび上がらせる。
非常に斬新な演出で面白かった。
ハムレットは四季を始め、いろんな劇団やいろんな役者の演技を見てきたけれども
ここまで原作をアレンジしたものは、14+の村上さんが作ったハムレットくらいだと思う。
3人の女優が素舞台で、小道具を変えて一人4〜5役を演じる。
有名な話なので3人でも繋がったけれど、ハムレットを知らない人には厳しいかもしれない。
そのためか、前説に立った臼杵氏はある程度のあらすじを説明していた。
コント風な笑いもはさみながら、3人の女優は演じわけていく。
使ったのはカチューシャ、ネックレス、眼鏡、ストール、サングラス、帽子、などなど。
オフィーリアとガートルード以外は男性なので、宝塚の男役みたいにカッコ良かったよ。
アフタートークで一人の女優さんと臼杵さんがトークする。
役者さんは学生さんだということ。若いとは思ったけど学生とはびっくり。。
この舞台は京都、東京でも行われる。 学業や仕事の合間にやるとか、その行動力に驚く。
もちろん、福岡の大学生も負けてはいないと思ったけどね。
臼杵さんは調べてみたら演劇関連のお勤めのようで、一般の会社よりは理解が得られるのだろうな〜
募金箱が出てきたのにはちょっと驚いたけど、いや、いいんじゃないかな。
これからも頑張ってほしい。
キャスト
堀紗織(無隣館)
東未空
川村瑞樹(果てとチーク)