18時〜 1000円（当日券）福岡女学院大学12期岩井ゼミ卒業公演
原作：ウィリアムシェークスピア 作：岩井ゼミ 演出 岡崎沙良
この時期に卒業公演？ ゼミの終了ってことかしら。
劇場パンフによると卒業論文的な舞台ということだ。
ゼミ生だけで作るのは初めてとのこと。
演出が岩井先生ではないのが自分たちで作り上げたんだという達成感を感じた。
テンペストはその昔、ＧＩＧＡがやったのを見たのが初めて。タイトルは「ARASHI」だったけど。
その後、映画で観て、全然違うやんと思った。
映画ではプロスペローがプロスペラ（女性）になっていていろいろ共感した覚えがあるなあ。
女学院の作品は比較的、原作に忠実だっと思う。
2役が4人とは人が足りなかったのか、演出なのか？
プロスペロー役の子が大柄で迫力があったな、荒削りだけど魅力的。
もう一つの役がキャリバンで全く対照的で実に面白い。
ミランダはとても可愛く華奢だった。2役のセバスチャン役はあまり目立たなかった。
そしてエアリアルは衣装も演技もとても良かった。
空気の精らしくグリーンの翅のような衣装でふわふわと動く。
ファーディナンドは若いからもっと目立っても良かったと思うけど、おとなしいイメージ。
アントーニオ他のキャストは重厚さが足りないのはしょうがない。
最初のあたり、かなり説明調のセリフが多くてストーリーを知らない人には親切だけどちょっとくどかったかな。
シェークスピアなら「夏の夜の夢」も候補に挙がったかもね。
久しぶりに大学生の演技を続けて見て、演劇を観始めたころを思い出した。
何も考えずただただ、楽しかったな〜〜〜 あのころの新鮮な気持ちをまた持たないとね(^^)
