「谷底ガーデン」 ぽんプラザホール

teru10162010-02-14

14時〜 1000円  アマレットカンパニー
旗揚げ、とは言っても松井脩さんはいろんな舞台で観ている。 その端整な顔立ちや今までの役柄からアウトローっぽいイメージがあったのだけど、今回の役は花屋さんの社長? かなり違うw   山室のおっちゃんが死んでからいつも言われていたこの場所をバニラと二人で引き受けていく。 お弁当屋の稲山と手作り小物ショップの瀬莉菜と三人で開いた店は「橘グリーンフードソーイング」そのまんまやん。 昼はこの店を、夜はバニラがクラブ「スゥイーティー」をやっていくが、おっちゃんの死に関して刑事や漫画家からしつこくつきまとわれ、いやがらせされ、継続困難な状況に?・・既製の作品だし、おもしろい話しだとは思うが、そこはやっぱり旗揚げの未熟さか、メンバーが若いのか、いきなり怒る、とかいきなり話しが飛躍する場面が多かったような気がする。 自然さが足りないのか、演出に無理があるのか。。。 それから、「山室のおっちゃん」のようにそこにいない人をいかにいるように感じさせるのは難しいと思うんだけど、今回厳しかったな〜〜 でも全体的に見ればこの値段でこれだけ丁寧に作ってある作品は応援したいと思う。 いやな役の柏田でも可愛い感じがしたもんね。 今回は女性出演者は全て客演。 あら・・女性のいない劇団なんだろうか? これから探さなきゃならないね。 公演に出るのは選抜しても、劇団員は大勢いたほうが切磋琢磨できるような気がする。 最後に今回の舞台セットのセンスの良さに驚いた。 高価ではないけど、おしゃれなのだ。 インテリアや調度品、植物、間接照明などなど、すごくステキ♪ これは見る前から引き込まれる。 かかっていた音楽もぴったりだったし、こういうのが導入で重要だなと思う。 上手(かみて)スゥイーティーのバーカウンターもセンスがあって、コースター?とかも凝っている。 そしてたびたびお酒が登場するけど、これがとても本物らしくていい。食べ物や飲み物はできる限り本物を使って欲しいな〜 本物のお酒は一寸飲めないだろうけど(^^;; 次回公演も楽しみだ、劇団のHPが開けないけど、調整中かな?