「ブンガク」 博多扇貝

teru10162010-04-25

18時〜 1500円(ペア)  最新旧型機クロックアップ・サイリックス
川原さんの作品、初演が1998年。 12年も前の作品と思えないほど新しい。 むろん道具や衣装からして昭和初期?くらいの設定とは思われるけど、あまりブンガクに縁のない私でもとても文字が文が愛おしくなり、もっともっと本を読もうと意気込んでいる最中。 締め切りに追われる作家という部分はおもしろおかしく、なんとか編集者をやりすごすことに算段する様子が悲しくも可笑しい、しかも書生もグルでw  こんなにいい加減なのにたくさんの仕事を頼まれるのは彼がジャンルを問わず書けるから。 ふむ・・エンゲキもブンガクもオンガクもそういうことなのかな。。 オールマイティは重宝される。 生みの苦しみの合間に蘇る女は傍にいるつづりとは違う女。 彼女の役目はなんだったんだろう。 作家が昔師事していたと思われる作家はまた彼に何を教えたのだろう。 そしてブンガクを紐解く教授と教え子の女子。 彼らの役目もまた・・・   長岡さんがいいなー、主役の作家にぴったり。 あの和服から覗く股引がたまらなくエロで作家らしい。 書生二人(砂川さん、天野さん)のかけあいがまたスゴイ。 長身編集者二人(上瀧さん、三原さん)も意気があっていた。 女性の着物はそれだけでオーラを放つ(伊藤さんと藤さん) 話しはテンポがよく飽きなかったが、和服の女性たちとの絡みの意味がよくわからなかった。 口惜しい・・・ 上演時間は1時間半強。 扇貝での限界ぎりぎりにまとめて納得のエンディング、あの花びらは山吹。 手書きでなくパソコンを使う作家がほとんどになった昨今でもブンガクの担う役目は普遍だと思う、演出の高橋氏もそう書いているように思えた。 椿楼の舞台は観たことなかったのだが次回はチェックすることにしよう。 チケットは予約後にQRコードが送られ、それを提示することでチケットレスに。 感想もメールとFAXとツイッターでということだった。 どんどん先に行ってしまうけどついていけるように優しく教えてほしい。 ターゲットは20〜30代という感じではあるが、できればあらゆる年代層に受け入れらますように。 ちなみに私はツイッターで書きました。 しかし140文字じゃたいしたことかけないけどw ハッシュタグは#ccbungaku