「ブラッド・ブラザーズ」 博多座

teru10162010-04-27

18時〜 10000円  東宝ミュージカル
先日、武田×岡田バージョンを見てとてもおもしろかったので、帰ってすぐにもう片方のキャストバージョンのチケットを予約。2階の特B席、ここは気にいってる。 今回は下手側の一列しかないのでゆったりとしていて見易い。 いい席が取れた〜2階から見ると1階はほぼ全体が埋まっているけど、2階は結構空席が目立つ。 3階は見えないけどたぶん多いはず。 博多座で4000円ってのはかなりお得だからね。(私は目が悪いからダメです) たった1週間なのに満席にならないってのが博多座の現状を物語ってるのだろうか。 東京の歌舞伎座も歌舞伎に客がたくさん入らないから他の演目もやってるって聞いた。○○座ってのは本来歌舞伎専用かもしれないのだけど、観るほうはいろんな演目が来てくれるほうが楽しいと思うのだ。 改修後はどのような歌舞伎座になっているのだろう・・・ さてブラッドブラザーズ、ミッキー&エディに藤岡、田代。 ミセスジョンストンにTSUKASA。 藤岡正明くんはいろんな公演で観てきたのでおなじみだけど、田代万里生くんは去年マルグリットでミュージカルデビューし、その評判が良かったので非常に気になっていた。 プロフを見ると長崎出身らしい。 父親が声楽、母親がピアノと音楽環境にも恵まれている。 育ちの良さそうな顔立ちで、我福岡出身の井上芳雄くんに似たような王子的存在。 背がすらっと高くてなんともあどけない表情をする。 「ジョンストンのおばちゃま♪」のセリフがすごく気にいってしまった。 藤岡くんのコンビネーションも最高で武田組とまた違うハーモニーを奏でていた。 TSUKASAは初見。 ぱっとみたとき「今陽子」に似てる感じがした。 もちろん歳が全然違うけどw  おかあちゃんって感じは金さんより出ていた。 しかし歌は圧倒的に金さんのほうが迫力があった。 ナレーターの下村さんはよくみるといろんな役をしている、ミルク売りや医者、学校の先生。 下村さんのナレーターはあまりぴんとこないという人がいたが、私はナレーター役にはぴったりだと思ったけどな。。。 四季でも主役よりは重要な脇役のほうが印象に残っている。 夢の配達人は最高だったな〜〜  と思い出に浸るのはやめよう(^^;  この話しの深さは以前も述べたけど、たぶん現代でも似たような状況なのかもしれない。 身分違い、貧富の差、あと最後に投獄されたミッキーがうつ病の投薬をされていたようだけど、この常習性は麻薬に近いのではないだろうか? それによってひきおこされた幻影がエディをピストルで狙うという行為をさせたのかもしれない。 ハッピーエンドではないということでマイナス評価をする人もいるけど、現代の問題にも通じる人間の尊厳とか階級意識とかにも踏み込んだ作品だったと私は評価する。 さて、おまけとして開演前に応募していた出演者との写真撮影になんと当たってしまった。 くじ運、最強に悪いから当たるはずなかったんだけど・・・(^^; うきうきと終演後に舞台へ。 思ったより傾斜の大きい舞台へ上がって、藤岡、田代、下村、鈴木等4人の出演者と混ざって写真撮影。 撮り終わって握手をしてもらい、とりあえず一言だけでも会話をする。 田代くんはあのにこにこ顔で両手で握手をしてくれて「また来てくださいね〜」そりゃ無理っ明日1日だけやんwと心の中でつっこみ、「はい!頑張ってくださいね!」と微笑み返しましたw あーこれで今年の運は使い果たした、いいけど♪d(^ー゚*)ネッ