「家族耐久 〜久保家〜」 ぽんプラザホール

teru10162010-06-07

19時〜 共通券2500円  劇団HallBrothers
久保家は野口家と反対で血の繋がってない擬似家族の話。 インターネットで知り合った久保姓のお一人様が集まって家族を作ろうというもの。 ネットの中で既に決まっていた役割、(父とか兄とか姉とか)現実とそぐわない部分もあれど、遊びの要素は満載で実に楽しげ。 実際にルームシェアをする人たちの話は聞いたことはあるが、複数の家族単位だったりかなり年配の同性だったりでこのような年齢性別もばらばらな人を結ぶのはちょっと無理ではないかと。 ありえなーい、とか心の中で突っ込みながら見ていたが、アユコだけは別格だった。 ユキの施設時代からの友人アユコは自由きままな擬似”お母さん”役。 彼女は一番いそうな女性だった。 そのセクシーな格好にもどきっとしたが投げ捨てるような物言いがとても自然で上手いなぁと思った。 彼女(高橋明子)はホールのお芝居に出るようになったときから注目している女優さんで、今のところパターンが似ている役をやっているけど、これからいろんな役をこなせるようになるのではないだろうか。 たぶん新人と思われる三人は緊張の舞台だったけど、Hallでこれからがんがん鍛えられることでしょう。 活舌もしっかりね。長島さんのボウズ頭はあのヤクザ風の役作り?だとしたらすごいな・・ 髪だけで印象はすごく変わるからいい小道具にはなると思うが、芝居の外では大丈夫なのかな?とちょっと心配したりして。。 今回の短編二編は野口家でなんとか。 でも、実は私久保家のほうが好みだったりする。 まあ、車つながりではなかったのはちょっと残念だったな。 それぞれが短いから物足りない感じもして、やっぱり2本続けてみてもらうとという形が良かったのではないかと思った。(強制2枚券ね) 折込ちらしではぽんプラザホール10周年記念のラインナップにもHallのメンバーがたくさん参加。 また楽しみが増えたね。