「落語、はじめました。」 琲組 カフェソネス 

teru10162010-09-28

19時半〜 3000円(通し券、二公演二ドリンク付き) 
今度は琲組を鑑賞。 1.「鶏肉」爪田家桐璃(つめたやきりり)作.松野尾亮 トリオとタマちゃんのラブストーリー、おもしろさはもうひとつだったけど、爪田家さんの話術でオチまでつっぱしる。  2.「松山鏡」痛風亭衰弱(つうふうていすいじゃく) 古典落語 山口浩二さんはよかっちゃんの平田役でけたたましい役を演じたけど、今回はコガキョさんとのダブルキャスト(?)ということで本日一回きりの落語。 自分でも言ってたけどとにかくあがってると。 枕は苦手だと。 アドリブの枕部分は苦手とする役者さんも多いだろうね。 もちろん本物の落語家さんはお手の物でしょうが。 客から枕のお題をもらってなんとかきりぬけ、たどたどしくも本編に入るとそこはさすが役者。 聞かせてくれましたね〜 話がしっかりしているし、たぶん聞いたこともある話。 オチがちょっとわかりにくかったけど、なんとかまとまる。 落語ってオチ部分ってかなり重要だな。 ここに全てがかかってる、けっこう厳しいもんがあります。 3.「藪入り」痛風亭狸亜流(つうふうていりある)古典落語 グレコの山下さんは雰囲気から落語、和服もとても似合っていて一番落語家らしかった。 枕もスムーズで本編に自然と入り、丁稚奉公の子どもが数年ぶりに帰ってくる親子の話で子煩悩な山下さんならではのチョイスだったと思う。 3役の転換も上手で落語家さんからスカウトにくるのでは?  今回のソネス落語は構成としてオリジナルと古典を組み合わせたいい企画だったと思う。 クロキさんの人柄がまた役者や客を呼び寄せるようで、カフェの雰囲気ともぴったりでとても良かった。 次はぎゅうぎゅうでもいい冬あたりにまた落語企画してほしいです。 そのときは焼酎お湯割りでも飲みながら・・ ダメかなー?(^^;) 写真はネットで拾った桐璃さんの写真、なかなかのイケメンです。