「鬼心」 九州産業大学学友会館 

teru10162011-03-04

18時〜 無料 九州産業大学演劇研究部  
田中郁也作・演出 SF時代劇風。 久しぶりの産劇。 ブログで確認したら2005年以来行ってなかった。。。 うわーどれだけ行ってないんだ。 でもいまだにDMを下さる九産大のみなさん、ありがとう<(_ _*)>  久しぶりに行って思ったのは上手いです、みんな。 昔が下手だったわけではないけど、普通に演劇部と劇団でやってる人が増えたようで、レベルが上がったんだな〜と感心。 登場人物がえらく多いので覚えきれるかな? と思ったけど、きれいにキャラが出来上がっていて、すんなり入ってきたのには驚いた。 時代劇には詳しくないので、歴史背景の観点からはどうなのかわからないけど、去年みた「鉄心」や「大河の一雫」のように衣装や小道具が「現代風」なのは今の傾向なのかな。 殺陣のレベルがまたすごくて、なんなんだ? この学生たち? と思ったのは本当。 鬼狩りと鬼たちの争いや誤解を含む行き違いが悲しい結末を産んだ、だが信じあえる部分を作り出した大河と鈴鹿の恋。 脚本、演出、演技とも良かった。 個人個人のスキルに差があるのはしょうがないけど、それもまた大学演劇ではありではないかしら。 脚本ではひとつだけ。。。 大河はいくら乱心した母に首を絞められそうになったからといって、殺しちゃうのはないかな〜  しかもそれでいて母を殺したのは鬼。 というのもちょっと釈然としない。 他は鬼たちが人間に誤解されているというのは昔からある話。 鬼と人間の合いの子が両方に受け入れられずに歪んでしまうのも現代の別の問題を彷彿させているようでとても興味深かった。 4年生は卒業だけど、しっかり伝統を受け継いでいってください。 それにしてもイケメンが多い。 お見送りの狭いトンネルを通過するときはドキドキだけどw