「博多駅がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」 西鉄ホール 

teru10162011-07-10

18時〜 3000円  劇団ギンギラ太陽’s  
前回の流通戦争に続き第2弾! 3月に開業したJR博多シティ、アミュプラザやら阪急やら東急ハンズやら、何がどうなっているのかさっぱりわからないまま2度遊びに行った。 といっても映画メインだけどね。 買い物もパルコとかに比べるとお安い感じがする。 Tジョイ博多の階に、JR九州ホールもあるのだけど、まだ一度も行ってない。 機能しているのかな? それとも演劇には使いにくいとか?  ともかく、予想を超えた集客があっているらしい。 やっぱり線路と街は切り離せないね。 さて、恒例の開幕前写真撮影会もすっかりみんな慣れてきて、役者さんはひっぱりダコ。 気弱な私は積極的なみなさんの影に隠れて写真を撮るのがせいいっぱいだw 本編に入るとまずおなじみの天神ビル軍団が博多駅の人気に思案中。 そして話は博多駅のほうへ。 博多駅四世(中村卓二)は純粋に博多駅ビルに集まるお客さまの満足を一番に考えて、屋上つばめのの杜ひろばも無料で提供している。 しかし、母三世夫人(上田裕子)は鉄道事業の赤字を補てんするためにさらなる集客、売上アップを目論んでいる。 二階の阪急シスターズ(杉山英美)との政略結婚も進める。 しかし、四世は阪急シスターズでなく既に閉店の決まっている、天神ショッパーズ専門店街(古賀今日子)と恋におち(?)駅ビルに入れようとする。 それを押しとどめる母三世夫人の本当の考えとは? 二ビルの恋の行方は? 専門店街は博多駅に入れるのか?  いつものように無機質なビルに感情を入れ込む。 またかぶりものがぴったりなのが笑える。 三世夫人の衣装はちょっと驚いたよ、まるで小林幸子。 堂々としててすごく気高い。 上田さんぴったり!! 博多駅ビルの守り神のお柱様も可愛かった。 ムネトさんの笑顔ってステキだな〜 そして壮大な想いを語る四世タクジー、専門店街コガキョさんとの純愛には泣きましたよ、まじで。 今回のツボは劇団ぎゃ。の中村雪絵ちゃん♪ クリスピードーナツからミスター銀行、ゲイツなどなど、出てくるたびに大笑い。 なんてかぶりものが似合うのだろう。 小ネタでキャナルに騙されて送り込まれた阪急シスターズの奮闘ぶりなどが愉快。 「忙しいって、人が多いってなんて幸せなんだろう」 接客業の皆様は心底そう思うのだろうな〜〜  実話を上手に膨らませてわかりやすく、おもしろく仕上がっていた。 たまにヒールも出てくるけれど、基本は愛すべき地元のビルや乗り物やカッパやw 同伴した夫に誰が一番良かったか聞いたら、予想通り。。。上田さんでした(*^▽^*) ところで、「ボーン・トゥ・ラン」が映画館であるそうだ。 今秋、全国のワーナーマイカルシネマズで公開予定。 これは見逃せませんよ! しかし、題名が「ビートルズがやってくる!ヤア!ヤア!ヤア!」にかけたものであることを知っている観客はどれくらいいるのだろう?