「サンジョルディの日の前に」 SWEET ROKCKET +

15時〜21時 鑑賞無料(ワンオーダー制500円)  劇団ぎゃ。

出入り自由ということで、北九州から帰ってきてそのまま会場へ。 可愛いホウロウのナベやカップなどが並んでいるかわいいお店♪ ここのお子さんらしい子どもが表で遊んでいる。 ぎゃ。の面々もいた。 中では朗読の最中。 堺雅記子さんが「百人の王様」原田宗典を読んでいる。 終わってからお客さんがちょっと入れ替わって、中村雪絵さんの「そういうふうにできている」さくらももこ、が始まる。 雪絵さん声が通るから朗読を聞いてて気持ちがいい。 内容も実におもしろいものだ。 作者のさくらさんが妊娠中の便秘の話なのだがリアルで大笑いしてしまう。 読んでみたい本だ。 次に休憩をはさんで冨田文子さんの「若紫」角田光代。 これもおもしろい、源氏物語が好きだという彼女のおすすめのアレンジ本。 源氏物語では紫の上の幼少時を指して若紫というらしいが、まだ子供の若紫を引き取った光源氏はのちに彼女を正妻にするのだが、その舞台をバーかクラブ?のようなところと替えている。 まだ15の彼女は見習いでお姉さま方とは違う雑用をしているのだが、あるとき客の金持ちの男が彼女を見初める。 なかなか〜〜 これは9人の作家が源氏物語を元にして書いた本らしいのだが、他の作家もとてもおもしろそうな面々、さっそく買ってみることにした。 昼から出ていたのでさすがにラストまでいることはできなかったけど、楽しいイベントだった。 こういうのもいいね♪ ぎゃ。の本公演は8月にあるそうです。 
サンジョルディの日とは女が男に本を、男が女に花を贈る日らしいけど、私は自分に本を贈ろう(^^)