「のぞき穴、哀愁」 北九州芸術劇場 小劇場

teru10162014-03-02

14時〜 3500円 MONO

作・演出 土田英生

久しぶりの小倉、久しぶりのMONOだ。 面白かった〜〜〜
今回は可愛い女性が3人も客演で入っていてとても華やか。 たまにはいいねw

舞台はパイプなど配管があらわな屋根裏、下手に下をのぞく穴、座布団があるのが笑える。上手にデスク等。
ある会社の屋根裏には社長の特命を受けてのぞき穴より各部屋の監視を仕事とする部署があった。
本多課長を始め、署員はこの会社を解雇された者ばかり。鮫島と轟はお気に入りの女子社員を覗くことに一生懸命。
片山と新人の丸茂も呆れ顔。 そのうちに覗かれた社員たちが気がつきだし、屋根裏を捜索して現場を発見。
湯河原と泉、楓の三人と創業者の子孫、森村は覗き部署を容認する。 それは実のところ森村の策略だったのか。。。

哀れでばかばかしい話だったけど、結構実際にありそうなシチュエーションでサラリーマンの哀愁をよく分かっているなぁと。
土田さんはサラリーマンだったのかしら?
覗くという行為はプライバシー侵害だから犯罪だと思うのだけど、この寛容さがまた笑える。
男子社員のプライドとか、女子社員の狡猾さとか、うまく表現しているなと思った。
いつもの道化役は土田さんの本領。金替さんや水沼さん、奥村さんは上手いな〜 
尾方さんは相変わらずイケメンで感情を隠してる感じが今回の役にぴったりだった。
彼らに比べて丸茂役の古藤望くん(客演)は若くてまだまだこれからって感じ。

泉役の松永渚さん、可愛い、でも「センザンコウ」には笑った。珍獣マニアね〜
楓役の高橋明日香さんはぽっちゃりしていて可愛い。男好きする感じだな。
本多課長役の森谷ふみさんはスリムで男前〜〜 雰囲気が後藤香さん似。

こういうところが定期的に福岡にも来てくれるようになったらいいなぁと
北九州と福岡の差を思った。