14時〜 1500円 ブルーエゴナク、不思議少年、非・売れ線系ビーナス、劇団Ｃ４、F's Company
昨年に引き続き、今年の劇トツも熱い！ 我ら観客も参加できるとあってワクワク度が高い。さて・・・
☆「たまごやき」劇団Ｃ４
最近Ｃ４の公演を観ていなかったんだけど、大福さんの泣かせる作品を満喫した。
母と娘、なんともぎくしゃくな関係、が見える。近未来にできたらしい「姥捨て法」？
何歳以上かは特別な場所で生活することになるって、むむむ・・・(・_・;)
ちょっとわかりにくくはあったけど最後の母娘の会話に泣けた。
アフタトークで知ったのだけどこの母娘、リアルな母娘らしい、すげー!Σ(￣Д￣;)
☆「レベルゼロ」 F's Company
ディフェンディングチャンピョンのフーズ。連勝を目指す。
どこかのアジト、革命を起こすべくメンバー３人。男一人に女二人。
ま、この時点で危ういなとは思う。思った通りに変な三角関係に至っている。
そのあたりの演技はリアルだ。ただその状況に至るまでがいまいち理解できない。
他人のリア充は容認できない、って。。。そうかもｗ 特に親しい人を除いて。
☆「解きをかける少女」 非・売れ線系ビーナス
去年の雪辱を果たす勢いの非・売れ。
匂いにときめきの一瞬を思い出す少女。そしてそれは棺桶屋を継いだ女性。
時（解き）がかなり過ぎていく状態でその時々の状態をうまく描く。
ライター？的な女性の生きざまもいい。つかみばっちり！
☆「スキューバ」 不思議少年
熊本の最近めっちゃめだっている劇団。そしてこれはDENGEKI優勝作品。
主宰の大迫氏はビジュアルが個人的にすごく好みｗｗｗ
えーと、あの唇がそそられる←変態じゃないですから
で、これはすごい！！完成度高いっ！！！
非・売れ、雪辱した！と思った直後に、ｺﾞﾒﾝﾈ!! これ最強。
完璧だと思ったけど、柴氏の講評を聞いてなるほど！と思った。演劇って深いよ！！
☆「普通の四角ズ」 ブルーエゴナク
こちらも北九州の若手劇団、ワンシチュエーションコメディを２０分で！！
男優３人とも女装で、この時点で一歩リード（反則だけど）
いやーまさかの女子心理を鋭くえぐった作品。穴迫さんってまさかのおねい？？？ｗ
親友の誕生日のサプライズをしたものの、自分の誕生日は祝ってもらえなかった女子の悲劇。
うーーーーーーーん、わかるっ！！！！！ｗ
わかるだけに女子心理のいやらしさにうげっとなったのも真実。
投票は観客に２票、審査員にちょっと多めの票。私の２票は不思議少年と非・売れ。どちらかが必ず優勝すると思った。
最終結果は１位＝不思議少年、２位＝ブルーエゴナク、３位＝非・売れ線系ビーナス、４位＝F's Company、５位＝劇団Ｃ４
トップはぶっちぎりだったけど、どこもいい作品だった。
フィギュアスケートとかと同じで採点による戦いって万人が納得はしづらいものがあるよね。
しょうがないけど。。。
そして審査員の柴幸男氏（ままごと）とタナダユキ氏（映画監督）の講評が絶妙だった。けっこう厳しめの評だったけど、
すごく納得できた、おそらく各劇団も。 これからの北九州演劇フェスティバルにはずみがついたね。
