19時〜 共通チケット Ｇongter_DA
演出：ファン・ユンドン
作家の名前がなかったけど、演出家と同じかしら？
出演は キム・ジョンソク（Ｇongter_DA） 中嶋さと（１４＋） 吉田忠司（１４＋）
３人芝居だ。当初、セリフのない演劇だということで、１時間どうやって観客をひきつけるのかとおもいきや、
後半に、え？と思うようなセリフがｗ つまり宇宙語みたいで意味をなさないけど、なんだか意味がありそうなことば。
タモリがよくしゃべっていたやつみたいな。結果、最後まで面白くて目が離せないお芝居だった。
最初、怪しい化粧（顔にタトゥー？）っぽいを施した男性二人が動きをマネするなどの間にさとさんが可愛いお着物で
芝居の説明や注意事項など。
その後、一人づつ登場して何やらメモ紙を読み、さめざめと泣き、自殺しようとする。最初の男（キム）は服毒自殺。
マイムで瓶を開けたりざらざらっとかき集めたりとリアル。でも飲みきれない。次は黒いドレスの女（中嶋）こちらは
刃物でリストカットしようとするもののできない。最後の男（吉田）は首つり。でもつれない。。。
変なセリフでのやりとりがすごい。絶対意味をなさないはずなのに堂々とまくしたてる、面白い。
３人でお互いを笑い、なぐさめ、取り換えたり、机の最上に立とうとしたり、くんずほぐれつの果てに殴り合いのシーンがスローモーションで。
たっぷり１０〜１５分は続いたと思われる。
自殺という重いテーマを笑いに変えることで世の多くの自殺願望者に訴えているのかな〜
終演後にロビーで演出のユンドンさんとさとさん、それからＷＡＴＡＧＡＴＡの宮本初音さん、でアフタートーク。
通訳の方も入って、作品に関しての話や質問を受ける。
なんと世界で一番自殺者が多いのが韓国で日本が２位なのだそうだ。日本はなんとなくわかるけど、韓国も？
だったらやはり協力して少しでも減る方向に向かわないといけないよね。
いろいろ歴史的な確執はある両国だけど、ＷＡＴＡＧＡＴＡの方やＡＭＣＦの方達とのこういう交流は大事なんだなと思った。
今後の予定にも１４＋のお芝居にキム・ジョンソクが出たり、韓国公演をしたりとか、交流が続いていくようだ。
私もいつか韓国に行ってみたい。
