「ぶらぶら人形ものがたり」 konya gyallery

teru10162015-07-29


19時〜 1500円 当日券 小さな劇場屋さん 

原案:ウラジミール・マヤコフスキー作「ぶらぶらブラースものがたり」
総合演出:山田恵理香
出演:古賀今日子、五味伸之、下川充郎

面白かった〜〜 当日券で滑り込みセーフ!! 席はほぼ埋まっていてすごくラッキーだった♪

マヤコフスキーさんは革命詩人。政治活動と詩が繋がるのがなんとも不思議な感じ。
そういう背景があるせいか、ポエムなのに教訓めいていたな。

ブラ―スと両親、周りの人たちなどを3人で演じる。手人形風なものも使っていた。
それから一番目立っていたのが布を長く筒状にしてその中で3人が入って演じたりいろんな道具に使ったりしていたもの。
一端のほうに丸いわっかをつけているのでちょうどこいのぼりのような感じ。うーん、説明難しい、写真を撮ってくればよかった^^;

その道具を使って動き回りながらセリフだけでなく、音を声で作る。「あ〜」とか「い〜」とか。。これまた説明が難しい。。
楽器のような音、だけではないけれど効果音っていうのかなぁ?

一応あらすじもあって、ブラースが生まれたときの事や、学校に行くようになっても学校になじまないとか、大きくなっても仕事が長続きしないとか。
最後は「学校に行きなさい」って感じだったかな?
ブラ―スの自由でステキな感じはとてもよく出ていたのに、なんだか野暮だなと思った。

お話しはおいといて、動きや演技、演出はとても良かった。
前出の布の中に入ったり横にしてもぐったり、顔を押し付けたり、
手で影絵をしたり、役者さんは汗だくの熱演でした(^^)
ほとんど音はなかったけれど、チェッカーズの「ギザギザハートの子守歌」だけはなつかしくて良かった。

山田さんの演出は久しぶりだな〜 なんだかとっても穏やかな感じで開演前にいろいろ話をしてくださっていいな、と思った。

約40分だったけど、ほんわかしててステキな舞台でした(^^)