「蜷川幸雄」 福岡市立博多市民センター

teru10162016-07-20


19時〜 演劇の映像を観る会

・恐怖劇場アンバランス!「死を予告する女」
(脚本:小山内美江子、監督:藤田敏八、出演:蜷川幸雄、楠侑子、財津一郎名古屋章ほか 1973年、55分)

年代的に昔見ていてもおかしくないのだけど、この映像は見ていなかった。
もしかしたら長崎では放映がなかったのかもしれない。
財津一郎名古屋章など若い〜  そして蜷川幸雄のかっこいいこと!
今、彼の著書を読んでいるので、自分は役者としては下手だから辞めたと書いてあったけれど、上手だったわ。
やっぱり役者より演出の才能がよりあることを自分でわかっていたのかな。
映像技術的なものや服装、煙草の多用など、時代を感じさせる。
こうやって記録を残せるって大事だよね。

NHK人間講座「舞台・夢を紡ぐ磁場―『ロミオとジュリエット』を演出する」
  第5回「群集を操る」(30分)、第8回「日本の演劇.ヨーロッパの演劇」(30分)

薙野さんが抜粋してくださったNHK人間講座。蜷川幸雄の貴重な映像。
まるでWSを受けているかのように丁寧に説明をする。
不特定多数の聴視者相手なのに、わかりやすい例えなど真摯な人柄を思い浮かべる。
亡くなって多くの方が悲しんだ彼の功績は後生まで伝えられるだろう。

素敵な映像でした。