19時〜 演劇書を読む会
アルベールカミュ著 岩切正一郎訳
狂気の暴君、カリギュラの話。
イメージは数年前の蜷川演出、小栗旬の舞台なので、ネットで検索したらなんとありました、舞台の全編が。
それを再生しながら読んでいくと一字一句同じだ。これは蜷川カリギュラの台本だったのね。
視覚とも合わせながら本を読み進めていくと、カリギュラの狂気や彼を慕う若者たち、疎む老貴族たちの様子がよくわかる。
不条理劇と言われているが、ちょっと違うようなイメージもある。
苦悩しながらも残酷な采配を振るうカリギュラは何を救いにしていたのだろう。
自分の最期を演出したかったのかな。それにしても出演者のイケメン揃いなことか。
それだけで観てしまうよね〜
読書会にはちょっと難しい本だったかもしれないけど、映像と一緒に観れたので良かったかも。
次回は4/19「ミュージカル史」(小山内伸著)