「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」 映画 

1100円  


イカの制作によるストップモーションアニメ。
人形を少しづつ動かして撮影するという、アニメより更に手の込んだ作成に時間のかかる作品。
CGやVFXももちろん合わせて駆使されている。あまりよく違いがわかってないけれどw
CGの気持ち悪いくらいのリアル感はないのだけど、KUBOや他のキャラクターがいきいきと動き回る様は驚きだ。
最初はストーリーよりその動きを追っていたのだけど、あまりの自然さにだんだん慣れてきて、
じっくりストーリーを堪能できた。日本人以外が日本人を語るすばらしい作品。
おかしいんじゃない?という部分は正直見当たらなかった。 あらさがしのように見ればあったかもしれないけど。
でも、時代背景を含めて、日本人特有の感性のようなものは表現されていたと思う。
三味線、折り紙、刀、昔の衣装、風物詩などなど、髪の毛一筋にも細かい日本が施されていた。
製作者の愛情を感じる。セリフは英語で字幕だったのだけど、簡易な英語で、わかりやすかった。
「If you must blink, do it now.(瞬きするなら今だよ)」決まりセリフ?もかっこいい♪

クワガタやサルのひょうきんさはコメディチックでとても面白かった。
館内に笑いが広がっていた。(ちなみに6割は入っていたと思う。)

3つの道具を探すというアドベンチャー的なところや、海の怪物たちとのスペクタクルな戦いなどなど、
若い人にもうけそうな作りでさまざまな方角から楽しむことができる作品だった。

もう一度観てもいいと思える作品、しかしなんで「クボ」なんだろう?(;^。^A